AANポートフォリオ・ミーティングvol.3
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「沖縄のアーティスト・プレゼンテーションを聴く」
トランスアカデミー共同企画

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日時：2008年7月27日(日)　17：00～
場所：おきなわ時間美術館（那覇市安里385栄町商店街内）
入場：参加自由・無料（カレーパーティ付き）
シングルモルトやカクテル200円～楽しめます。
アクセス：モノレール安里駅より徒歩3分
※駐車場は、近隣コインパーキングをご利用ください。

アーティストが活動のチャンスを広げるためにキュレーターや観客の
前で公開プレゼンテーションを行う”AANポートフォリオ・ミーティ
ング”は、今回で3回目となります。

このポートフォリオ・ミーティングは、ファイルや画像を活用してア
ーティストが自分の言葉で自分の活動や作品について発表していくも
のです。アーティストは、他者の目を通して自作を再認識し、国際的
なキャリアを築くためにキュレーターと実践的な意見交換をすること
で大きく成長していけるでしょう。

また、これまで作品を鑑賞するだけの立場であった観客は、この機会
にアーティストの生の声を聴き、作家の仕事とはどのようなことかを
改めて学ぶことができます。

今回の開催は、前島アートセンター（那覇市）のご協力により、
「おきなわ時間美術館」で開催します。また本プログラムは、
wanakio2008実行委員会によるトランスアカデミー共同企画として
11月に開催されるwanakio2008(11月15日～30日)のカウントダウ
ン事業のひとつになります。したがって全国からwanakioアート展に
エントリーした作家のプレゼンテーションが公開されます。

● 第1部「東京からのアーティスト・プレゼンテーション」

国内外で意欲的に作品を発表している東京在住のアーティスト：岩井
優の特別プレゼンテーションを行います。また、AANに新たに提出さ
れたThe House展X棟「多面ミラー」のアーティスト・ポートフォリオ
7名（キュレーター：土屋貴哉＋新野圭二郎）のファイルも併せて閲
覧することできます。本展に参加した岩井氏が、70年代生まれアーテ
ィストの動向についても言及します。

このプレゼンによって東京の若手作家の活動を知る機会にもなり、
沖縄と東京のアーティスト交流が可能となるでしょう。栄町商店街で
食材探検したあとカレー作りを楽しみましょう♪

● 第2部「実践！プレゼンタイム！」

wanakio2008にエントリーした沖縄の作家が、実際にプレゼンテー
ションを行います。持ち時間は10分程度。スタイルや方法は問わず、
ファイルや画像を活用して自分の言葉で語ります。

プレゼン希望者は、7月25日(金)まで前島アートセンターにお申し込
みのうえ、当日、資料を持参してください。プレゼン希望者が多数の
場合は、人数制限となりますので、お早めにお申し込みください。
カレーを食べながらプレゼン極意や成功術などを紐解きましょう。

[ポートフォリオ公開コーナー]

AAN所蔵のポートフォリオ（約40冊）を閲覧できるように特設コー
ナーを設置します。

また、この機会にAANでは、広く沖縄のアーティストからポート
フォリオの提出をお待ちしています。持ち込まれたポートフォリオ
は、AANがお預かりをしてAANライブラリー（横浜）で一般公開
(アポイント制)いたします。詳細は、AANまでお問合せください。

＜パネリスト＞
ゲスト：岩井優（アーティスト、東京藝術大学博士課程）
コメンテーター：宮城潤、ティトス・スプリー（共にwanakioディレクター）
ナヴィゲーター：嘉藤笑子（wanakioキュレーター、AANディレクター）

日時：2008年7月27日(日)　17：00～
場所：おきなわ時間美術館（那覇市安里385栄町商店街内）
入場：参加自由・無料（カレーパーティ付き）シングルモルトやカクテル200円～楽
しめます。
アクセス：モノレール安里駅より徒歩3分
※駐車場は、近隣コインパーキングをご利用ください。

主催：Art Autonomy Network[AAN]
共催：ワナキオ実行委員会「トランスアカデミー」共同企画
協力：前島アートセンター
助成：平成20年度文化庁芸術団体人材育成支援事業

■お問い合わせ先
アート・オウトノミー・ネットワーク[AAN]
〒231-0013 神奈川県横浜市中区住吉町1-8-401
Tel&Fax 045-662-4060
E-mail：info@a-a-n.org
URL: http://a-a-n.org

［関連ホームページ］
http://wanakio08.exblog.jp/　wanakio2008ブログ
http://www.wanakio.com/　　wanakioHP

＜パネリスト紹介＞
岩井優
1975年京都生まれ。現在、東京藝術大学大学院博士課程在籍。
日常生活に干渉していく行為や行動を通して、そこに住む人々や来場者にアートを仕
掛けていく作品を制作している。これまで国内はもちろんのこと、サラエボ、ベルリ
ン、ニューヨーク、イランなど海外での制作・発表も多数。最近では、「クリナーズ・
ハイ」をコンセプトに”掃除”をワールドスタンダードとして捉えてパフォーマンス
やアクションを取り込んだ作品を制作している。使用するマテリアルは、洗剤、生ご
み、コロコロカーペットクリーナーなど、掃除用具や廃材をモチーフに作品化し、ギャ
ラリーを超越した空間への関わりを試みる。

宮城潤
1972年那覇生まれ、復帰っ子。
沖縄県立芸術大学で彫刻を学ぶ。個展、グループ展を多数開催。2001年の立ち上げ時
から実行委員会代表として前島アートセンターに関わり、法人化した2002年から一昨
年まで初代理事長を務めた。現在は同センターの理事。現職は那覇市若狭公民館館長。
wanakioの初回から現在まで共同ディレクターを任務。

ティトス・スプリー
1966年ドイツ、ウルム生まれ。 86年ミラノのドムスアカデミー卒、94年、ベルリン
芸術大学において建築の修士課程を修了。96年より来日し、東京大学建築学部大学院
博士課程（大野研究室）に在籍したのち2001年琉球大学教育学部に勤務、現在、同大
学准教授。「向島国際デザインワークショップ」(1998)の企画、「向島ネットワーク
イベント」(2000)開催するなど、地域型プロジェクトを多数開催していた経験を活か
し、2002年に沖縄で宮城氏とwanakioを立ち上げ、初回から現在まで共同ディレクター
を任務。