『Drifting Images 日韓交流写真展』が間もなく始まります♪

わたしたちAANが韓国（ソウル）のアートセンターBODAとタッグを組み、昨年2011年8月より進行してきた写真による日韓文化交流プロジェクトの集大成、『Drifting Images 日韓交流写真展』が、いよいよ来週金曜日（2月24日）から下記2会場にて開催されます。

日本から中里和人・大串祥子・栗山斉の3人、韓国からはジンウォン・ホン、スンミン・カンの2人の写真家/アーティストが、それぞれの国における短期滞で制作したオリジナル作品を展示します。日本の3作家はすでに韓国での滞在・制作を終えていますが、韓国の2作家は、今まさに日本に滞在し（スンミンは間もなく到着！）、作品制作中です。もしかしたら、台東区内で（※このプロジェクトは台東区芸術文化支援制度の対象企画となっています）彼らが制作している瞬間に立ち会えるかもしれませんね。

またこの展覧会では、同プロジェクトの関連としてソウルと東京でそれぞれ行われた写真ワークショップの成果作品を展示します（※マキイマサルファインアーツのみ）。とりわけ、1月14,15日にレクチャー・撮影をし、この18日に発表会を控えた「ASAKUSA写真観光」という浅草を舞台に行われたワークショップの成果作品は、参加者が独自の視点で撮影したポストカードで、従来の観光写真とは異なる興味深いものです。日にち・会場によっては、そのワークショップ参加者ご自身が受付けをお手伝いくださっているときもあるので、ワークショップの様子なども交えてお話を聞くこともできるかもしれません！

ここ数年、映画やドラマ、そしてポップミュージックなど日韓の文化交流はとても身近で親しみやすいものになっています。東京でも、新大久保や赤坂などの賑わいをみると、どれだけ関心が深いのかわかりますね。今回は新しい切り口、写真という作品を通じて、日韓両国間の文化や生活に対して理解を深めるきっかけとなればと思っています。また、写真が好きな方にも是非みていただきたい展覧会です。

入場料は無料です。
お仕事が終わってからもみられるような時間帯まで開いていますので、どうぞお仕事帰りに、またはお休みの日のお散歩がてら、立ち寄ってみてくださいね。

＊＊＊

会場：　
第一会場　マキイマサルファインアーツ（浅草橋1－7－7）
日時　2月24日（金曜）～3月6日（火曜）
　　　　11時～19時（最終日17時まで：会期中無休）
　　　　http://www.makiimasaru.com/

第二会場　Art Lab AKIBA　(浅草橋4-5-2　片桐ビル1階）
日時　2月24日（金曜）～3月10日（土曜）
　　　　15時～20時（最終日18時まで：会期中日曜定休）
　　　　http://art-lab.jp/alab_003.htm


参加アーティスト
大串祥子
栗山斉
中里和人
スンミン・カン
ジンウォン・ハン
キュレーション
嘉藤笑子

※関連イベント　『日韓アーティストトークと江戸幻燈機による夜会』
写真展の参加アーティスト中里和人氏が江戸幻燈機を復元し、江戸の町民たちが楽しんだといわれる江戸カラクリ絵図の世界を再現するイベントです。また、上記の日韓のアーティストたちが集合し、写真をテーマにしたトークを行いながら観客と交流します。
会場は、江戸小唄で有名な元芸者の市丸さんの邸宅をギャラリーカフェにした趣ある和風建築です。
＊日時　2月25日(土曜）　18時～21時
＊会場　ルーサイト・ギャラリー（柳橋1-28-8）　　http://lucite-gallery.com/
＊入場料　1000円(一般向け)
＊こちらは事前にお申し込みをお願い致します。以下のメールあるいは電話宛ご連絡ください。

お問合せ
Art Autonomy Network[AAN] （アート・オウトノミー・ネットワーク）
電話　03-6206-2767
電子メール info@a-a-n.org

（広報：林）




上記は2011年11月25日～12月3日の期間、韓国（ソウル）で行われた『Drifting Images展』の１枚です