昨日はアブラウリにて
ディレクター・嘉藤がトークを行いました。
アブラウリとは、アーティストの根橋さんが運営するオルタナティヴで、
野方駅からほど近い、文化マーケットの中にあります。

90年代をYBAの登場・発達と共にイギリスで過ごした
嘉藤さんのトークは、初っ端ならお酒あり、おつまみありのカジュアルスタイルで始まりました。
今でこそ一つのカテゴリーとして紹介されるブリティッシュアートですが、
嘉藤さんが現地入りした時は、
西洋のくくりの中にはあるけれども
16世紀でも
ニューヨーク系でもなく
特に分類の難しい分野であったそうで、
当時はかなりのマイノリティだったとか・・・!
ダミアン・ハーストの”シャーク”の登場でブリティッシュ・アートは頭角を現し始めるわけですが、
イギリスでの仕事の中には、
今では超有名アーティストの若手時代、一緒に仕事をした記録などもあり
カタログや映像等を参考に紹介されます。
運営サイドの見地からだと、イギリスの特徴は完全にロイヤルな部分にあり、
今日の日本や海外では数多く存在するオルタナティヴ・スペースは
当時はほぼなく、
それどころか私立で運営をするところも1つ程などと、
違いに驚かされます。
今回の参考資料には、各種カタログ、映像(ver.1)、スクラップ、CDなどがピックアップされました。
トークのあとは、
アミモノサッカのヒトミクロさんの作品が紹介されました。
様々なプランが飛び交ういい時間でした。