Jane's Walk @向島学会
25カ国134都市で同時開催のまち歩きイベント
今回は、東京スカイツリーのたもとに広がる路地のまち・向島
普段とは違った目で探索して映像化しませんか?

 『アメリカ大都市の死と再生』(1961年)の著者ジェイン・ジェイコブズは20世紀後半の都市思想においてもっとも影響力があった著作家/運動家のひとりです。彼女の誕生日である5月4日前後に、北アメリカおよび世界各地でジェインズ・ウォークと呼ばれるイベントが開催されています。昨年は25カ国134都市で開催されました。日本では昨年、東京・中野で開催されたのが最初で、今年は東京スカイツリーのある墨田区の向島界隈で開催します。
 すみだ生涯学習センター(ユートリア)を起点に、周辺に広がる路地のまちをいろいろな視点から小グループで歩きます。一日の終わりには、見慣れた風景のまったく異なった姿が見えることでしょう。

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ジェーンズ・ウオーク(Jane’s Walk) 
当日のスケジュール  
9:30~  受付開始 10:00までに全員集合
10:00~ ガイダンス ジェーンズ・ウオーク(Jane’s Walk)の進め方
10:10~ 各グループからWalkingテーマのプレゼン(各2分程度)→ 希望コース提出(定員を超える場合は抽選になります)
10:45~ レクチャー Jane Jacobの精神「都市を活性化させるための4原則について」
11:00~  グループメンバー発表それぞれのグループに分かれ出発  途中のお店で昼食。
14:00~  ユートリアに集合 成果発表の準備 エントランスホールなど
15:00~ 成果発表(1グループ10分)
16:20~ Jane’s Walk 向島  総括 17:00 解散  (懇親会あり、会費制)

形式:テーマごとにガイドが1〜2名付き、10名以内の小グループで歩く。ウォーキング終了後、発見したことを写真や映像を使って発表。

ガイド: 佐原滋元(向島学会)、高木新太郎(向島学会)、曽我高明(向島学会)、北條元康(向島学会)、高原純子(向島学会)、阿部洋一(向島学会)、嘉藤笑子(向島学会)、末永健治(向島学会)、山本俊哉(向島学会・明治大学)、倉石信乃(明治大学)、管啓次郎(明治大学)、鈴木俊治(明治大学)、福地健太郎(明治大学)斎藤佳(ドンツキ協会)、原田豊(科学警察研究所)等

参加費:無料(※ 昼食は各自実費でご負担ください。一部のコースは交通費がかかる場合があります。)

主催:特定非営利活動法人向島学会、明治大学大学院理工学研究科新領域創造専攻
後援・協力:一般社団法人子ども安全まちづくりパートナーズ、ドンツキ協会、ポスト工務店 Bughaus

問い合せ先:明治大学理工学部建築学科都市計画研究室 担当:向山直登
    044-934-7390(tel&fax)  http://www.isc.meiji.ac.jp/~onepiece/

注意事項:当日会場に集まっていただいた方は全員参加可能ですが、希望のファシリテーターのコースに必ず参加できるとは限りません。また、主催者の都合により、開催内容が一部変更される場合があります。どうぞご了承ください。
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# by a-a-n | 2015-04-26 23:59 | Comments(0)
なじょも十日町 by AAキッチン【ツールド妻有を知ろう!】
AAキッチンが、久々に登場!豪雪地帯の越後妻有から「なじょも十日町」イベントを開催します。
今回は、木曜日に開催しますので、お間違いのないようにお願いします♪

◆なじょも十日町 by AAキッチン vol.12◆
[ツールド妻有を知ろう!]
日時:2015年4月23日(木)
   19:00-22:00
料金:1500円(フード+映画鑑賞)
定員:25名
会場:Creative Hub131 3F 社員食堂
   東京都中央区日本橋大伝馬町13-1

申込方法:info@a-a-n.org にいくよ!と連絡をいただければ確実です。直接に会場に来ていただいても大丈夫です。

今年も「大地の芸術祭:越後妻有トリエンナーレ」の公式イベントとして「ツールド妻有2015」が開催されます。最初の立ち上げから今年のツールド妻有まで実行委員である伊藤嘉朗(建築家)をお招きして、ツールド妻有の全貌を紹介していただきます。
特別に「ツールド妻有」のドキュメンタリーDVD『名前のない道』(監督:泉山朗土 プロデューサー:相澤久美 企画:伊藤嘉朗 相澤久美)40分を上映します!!

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お食事は、お馴染みのBabさん(十日町市公式アンバサダー)がへぎ蕎麦と地域限定野菜の天ぷらなどを振る舞います!地酒もあるよ♪

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★★★へぎ蕎麦のつくり方を伝授します!
へぎ蕎麦や天ぷらつくりに参加したいひとは、18:00くらいに来場してください。

AAキッチンは、みんなでつくる、たべる、かたづける、が基本のフードコミュニケーションです。みんなでワイワイしながら、楽しみましょう!!

「ツールド妻有」とは?
越後妻有の信濃川流域に広がるこの地域では「越後妻有アートトリエンナーレ」が3年毎に開催されています。サイクリングイベント「Tour de Tsumari(ツールド妻有)」も参加作品のひとつとして開催されてきました。600人の走者が黄色のジャージを纏い、点在する作品や集落をつなぎ野山を疾走するいわば動く彫刻として開催しています。運営組織やサポーターは住民らが主体的に行い、沿道では老若男女が声援を送ります。参加者は住民の暖かい歓迎と美味しい地元料理、美しい風景に魅了されるイベント。
http://tdtsumari.appspot.com/

『名前のない道』DVD40分
「ツールド妻有」は参加者や地域住民に親しまれ地域の年中行事になりつつあるサイクル・イベントです。それを支える集落の人々や、繰り返される四季の営み、自然を伝える記録映像を紹介します。
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伊藤嘉朗プロフィール
1993 東京芸術大学大学院修士課程修了
1993-1995 設計組織アモルフ
1995-1997 團紀彦建築設計事務所
1997-2000 東京芸術大学美術学部建築科 非常勤講師
1998-2004 御茶ノ水美術専門学校 非常勤講師
1999- 東京芝浦工業大学建築学科 非常勤講師
2000 伊藤嘉朗建築設計事務所設立

主な作品 
小さな家 越後妻有アートトリエンナーレ 新潟
ねじれ屋根の家 木造住宅 北海道 
森に消える家 木造住宅 長野
swim to the mountain 住宅・事務所・倉庫 山梨
牛窓のアトリエ 木造アトリエ付き住宅 岡山
Tour de Tsumari 越後妻有アートトリエンナーレ 新潟
町屋small small tower 住宅 東京
千住屋台計画 東京
投稿
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# by a-a-n | 2015-04-23 00:00 | イベント | Comments(0)
DIALOGUES展「はしのまち」レビュー
1月から3月まで長期に渡って開催してきたDIALOGUES展が終了しました。
第3期「はしのまち」のレビュー記事ができましたのでアップします。

DIALOGUES展 ~ダブルスx3連続国際展~
第3回展2015年2月27日(金)-3月14日(土)
サム・ストッカー(イギリス・東京) x 近藤恵介(東京)
「はしのまち」
会場:NICA: Nihonbashi Institute of Contemporary Arts

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 NICA(Nihonbashi Institute of Contemporary Arts)で開催されている第3回「DIALOGUES展~ダブルス×3連続国際展~」は、「はしのまち」(2015年2月27日~3月14日)をテーマに、サム・ストッカー(ロンドン・イギリス/東京・日本)と近藤恵介(東京・日本)による展示が、キュレーター嘉藤笑子によって開催されました。
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 オープニング・レセプションでは、上運天純一/池田哲、ジャック・マックレーン、アキレス・ハッジス/レネ・ヴァン・ムンステル/サム・ストッカーら3組によるライヴ・パフォーマンスが展開され、展示スペースはノイズ・ミュージックと不条理劇からなる仲春の宴を迎えることとなりました。池田哲のエレクトリック・ギターと上運天純一のサクソフォンによる至極のサウンド・パフォーマンスが行われました。その後、グリーンとオレンジのマスクをかぶった「悲しいピエロ(Sad Clown)」に扮したジャック・マックレーンが登場し、バルーンに火をつけて破裂させるというコミカルなハプニング・ショーを演出し、展示スペースを演劇空間へと変えていきました。最後に登場した3人のユニットは、アキレス・ハッジスが自家製エレクトリック・インストゥルメントを弾くと、レネ・ヴァン・ムンステルのバロック・チェロが応答し、サム・ストッカーが自作の「DIALOGUESはし」に関わる言葉をパワフルに叫ぶのでした。こうした華やかなパフォーマンスのよるアンサンブルが観衆の歓談のなかで披露されました。
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 本展覧会は、サム・ストッカーの「DIALOGUESはし」と題されたインスタレーション作品と近藤恵介の「私とその状況(DIALOGUES)」と題された絵画作品3点から構成されています。サム・ストッカーの立体は、1911年に石造二連アーチ橋として完成した日本橋の設計図から導かれたドローイングに基づいて、過去に使用してきた作品素材や身近にあった廃材、そして「第1回 DIALOGUES展(“ひかりのまち”)」からリユースした角材など、誰かの手を経て、その記憶が残る木材や化学繊維などがマテリアルとして使われました。日本橋の風景が形式的に抽出され、日本橋川と首都高速道路からなる垂直的な空間構成と橋脚やビル群などからなる水平的な空間構成が重ね合わされ、格子状の建造物は絵画的な平面として再構成されていることがわかります。オープニングでストッカーが朗読した引用文(付記1を参照)や流用された木材の腐食や損傷からは、明治期の近代化から昭和期の高度経済成長を経て現在へと至る歴史的な時間性が凝集していることもわかりました。
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 その一方で、近藤恵介の「私とその状況(DIALOGUES)」と題された3作品では、江戸切り子のように明晰で繊細に描写された日常品は脱臼された線の交差と時とともに変わる色彩の区画を浮遊します。鳥の子紙を張ったパネルに描かれた「私とその状況(DIALOGUES,1)」では、岩絵具、水干、膠で塗られ、また水で洗い落とされた、薄く淡い肌色、桜色、若芽色、白菫色といった淡みのある色彩と虹色、若菜色、草色、菫色、薄墨色といった深みのある色彩は、砂色あるいは鳥の子色の区画線を越え、パネル間にできたスプリットの影を跨いで遷移するなかで瑞々しさをまといます。また、4連パネルからなる「私とその状況(DIALOGUES,2)」では、彩色の区画線は抽象化された屏風の内外を区切る縁に、またスプリットの影はパネルを連ねる大背(蝶番)に見立てられ、素色、乳白色、褐色のモザイクの大鉢から伸びる常盤色の蘇鉄や均整のとれたケースに配された水色や空色のモザイクのコップなどが描かれた画面を扇として、また全体では一隻四曲の屏風のようなものとして成立させます。
 単パネルの「私とその状況(DIALOGUES,3)」では、砂色または鳥の子色の線は区画線、縁、大背などを併せ含んだ桟となり、サム・ストッカーの構造物を模した憲法色の格子や瑠璃色や淡藤色のモザイクの小器といった日常品の前景/後景に折り込まれた枠(フレーム)として形式化されることになります。「私とその状況(DIALOGUES)」をめぐる3作品では、その表題が示すように、自我と時間/空間の応答関係は線と面からなる2次元的な状況において形式化され、置換され、転換され、変換されることで、その時々の様相を変えていきます。その結果として、江戸期の数寄屋造りから近現代期のフォルマリズムへと進行し、鎌倉期の屏風、平安期の絵巻物や借景へと遡行するなかで、「枠(フレーム)」という美学上の古典的なモチーフの多義性は再-定式化され、「日本の絵画」をめぐる歴史は軽やかに更新されることになります。
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 また、後述するウォーキング/トーキングのイベントに参加することで、本展示における2人の作品の間で交わされた「DIALOGUES」への解釈はより広がることとなります。サム・ストッカーの「DIALOGUES はし」と近藤恵介の「私とその状況(DIALOGUES)」が対置された2人展としての「DIALOGUES」の展示スペースでは、都市の風景や意匠は格子や枠からなるインスタレーション/絵画としてのアートへと抽象化され、江戸期から現在へと至る歴史的な風景の構造が再構成されました。栄耀を極めた江戸期の都を生きた人々、明治期の維新と大正期の民主化に湧く帝都を駆け抜けた人々、昭和期の戦争と震災の闇を生きのびた人々、そして平成期の情報都市のなかで平坦な消費を繰り返す人々。歴史的な風景は、腐食し、傷を孕んだ木材とともに、あるいは深みのある瑞々しい絵具の輝きとともに、それぞれの時代の都市空間を彩る四季折々の気配へと姿を変えて、展示スペースのなかで構造化されていきます。
 展示スペース内で試みられたインスタレーションと絵画の紙片の実験的な組み合わせは、「DIALOGUES」の時間の滞留を感じさせる格子状の建造物のなかに色彩感の豊かな絵画作品としての広がりを備えさせ、「私とその状況(DIALOGUES)」の枠(フレーム)が多様な仕方で織り込まれた絵画のなかに立体感のあるインスタレーション作品としての奥行きをもたらします。また、インスタレーションと絵画の格子/枠は日本橋一円の都市風景を純粋な入れ子空間として現象させることで、都市のマトリクス(母体-原型)のようになって観衆を包み込みます。その都市のマトリクスは来るべき公共圏の青地図となって、日本橋という地域の忘れられた過去とまだ見ることのない未来の階梯となり、格子/枠の縁端の向こう側に交通空間としての風景を出現させることになりました。

 さて、本会期中に「はしを探るアートのはなし」と題されたイベントが開催されました。このイベントはガイドを行う嘉藤笑子、およびサム・ストッカー、近藤恵介、スザンナ・ハートリッチ(アーティスト)、丹羽良徳(アーティスト)、緒方恵一(NPOアートフル・アクション代表理事)らとともに、日本橋をめぐるエピソードや周辺アイテムを見極めていきながら、「はしのまち」の展示作品と現実の日本橋エリアとの関係性を探るものでした。初めに街歩きをしてから、Creative Hub131の3階「社員食堂」にて、アーティストらの意見交換やウォーキングを振り返る「クロストーク」が行われました。
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 「クロストーク」では、キュレーターやアーティストなどによるプレゼンテーションがなされ、カジュアルな雰囲気のなかでディスカッションや交流会が行われました。まず、嘉藤笑子は葛飾北斎の「富嶽三十六景」(1823-1835年)や歌川(安藤)広重の「名所江戸百景」(1856-1858年)のなかで表象されてきた日本橋/江戸橋をもとに、江戸時代の浮世絵における遠近感の表現について解説しました。また、明治時代の写真や資料を通じて、大がかりな橋の架け替えと時代の変遷に言及しながら、近世への決別や殖産興業を中心とする近代化のうねりなどについて解説しました。そして「名所江戸百景」のなかで描かれた「大てんま町木綿店」(第7景)や現在の大丸の起源となる「大伝馬町ごふく店」(第75景)といった2枚の大伝馬町の浮世絵や安政5(1858)年の古地図などとともに、NICAやCreative Hub 131の所在地を約160年前の風景に寄せて振り返りました。次に、スザンナ・ハートリッチは2012年にトーキョーワンダーサイト青山で林智子(アーティスト)とジュリアン・ウォラル(建築史・都市史)とともに行った「QUEST FOR A TOKYO IDYLL WORKSHOP」のプレゼンテーションをあらためて供覧し、東京から眺められる富士山と都市風景のかかわりをめぐるリサーチから、ラテン語で「形式」や「心象」を指す“idyll”(英語では「田園風景」「幸福」「平和」などの意)というコンセプトを抽出したうえで、都市風景の知覚や体験を地域の歴史認識とともに集合的な記憶や未来像へと空間的/時間的に転換するための手法・装置の構想について説明しました。
 サム・ストッカーはペインティングやデジタル・ヴィデオといったメディアでの制作経験をふまえて、「名所江戸百景」に描かれた火の見櫓、安政期の古地図、日本橋の設計図のアーカイヴなどに見られる格子(グリッド)への関心を示し、本展示での近藤恵介との対話に基づいた協働作業のプロセスについて述べると、近藤恵介はサム・ストッカーのインスタレーション作品から読み取った「日本橋」の抽象的なイメージをもとに建築物の構造や都市風景の意匠からなる多層的なレイヤーを配置・構成するという絵画作品における制作のプロセスについて紹介しました。本展示の制作プロセスへの応答にかえて、緒方恵一は映像的建築(シネマティック・アーキテクチャ)を探求・表現する視点から、日本橋一円における観光の中心である日本橋と交通網の中心である江戸橋を「インターセクション」として機能する都市風景として解釈したうえで、本展示の試みを建築/絵画の都市風景への領域横断的な試みとして論評しました。
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 そして、丹羽良徳(アーティスト)は国内外でイデオロギーや価値の交換または揚棄などをめぐる社会的な介入をともなうパフォーマンスを行ってきた経験をふまえて、「日本橋」とかかれたプレートが日本橋自体にではなく高架の首都高速道路に設置されていたというウォーキング・イベントでの気づきをもとにして、グローバリゼーション下におけるダイナミックな資本の運動とともに変容する都市空間や人々の生活と物語の多義性について言及しました。その他にも、参加者からは、制作・展示・ウォーキング・ディスカッションという一連のイベントのプロセスのなかで、アーティスト、オーディエンス、キュレーターそれぞれが他者との対話や現実の風景から創発される偶然性(コンティンジェンシー)に触発されることで、アートとコンセプトとコンテクストの関係性、そして場所の固有性(サイト・スペシフィシティ)とそれを支える地域性(ローカリティ)などについて再解釈を行い、より多様的な解釈に開かれた表現活動を行うことが可能になるといったコメントなどが寄せられました。

 最後に、嘉藤笑子は本展示について、アーティストの2人のコンストラクションへの関心に基づいて絵画と彫刻というメディアの対話を試みるなかで、空間表現として平面作品へのアプローチが可能であること、インスタレーションでありながらも絵画に近づくことが可能であることなどについて述べました。こうした対話のシチュエーションやコンディションをつくるうえで、ウォーキングやディスカッションといった付随するイベントを開催できたことをポジティブに評価し、全体の議論をまとめました。さらに、「ひかり」「かわ」「はし」をテーマとした計3回からなる本DIALOGUES展を振り返り、「日本橋」という固有の地域性にとらわれることなく、地域プロジェクトをグローバルな視点へと広げるなかで、本格的な国際展を行えたと話し、今後のDIALOGUES展を継続する必要性について語りました。
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<付記1>近藤恵介作品――「私と状況(DIALOGUES,1)」(S10パネル2点:53×106cm/岩絵具,水干,膠,墨,鳥の子紙,板,2015)、「私とその状況(DIALOGUES,2)」(S10パネル4点:53×212cm/同前)、「私とその状況(DIALOGUES,3)」(S10:53×53cm/岩絵具,水干,膠,墨,鳥の子紙,2015)

<付記2>サム・ストッカーのパフォーマンスでは、以下の文献が選ばれ、朗読されました。日本橋が石造二連アーチ橋として完成した1911年と首都高速道路が完成した1964年という西暦に主に着目して、『白へびの巣(The Lair of The White Worm)』(ブラム・ストッカー/1911年)『メディアを理解すること:人間の拡張(Understanding Media: The Extensions of Man)』(マーシャル・マクルーハン/1964年)『かくこと(In His Own Write)』(ジョン・レノン/1964年)『アートにおける精神性について(Concerning the Spiritual in Art)』(ワシリー・カンディンスキー/1911年)、またウィンストン・チャーチルによる外国人法(Alien’s Bill)についての言及(1911年)やエリザベス・レコンテのインタビュー「アートから劇場へ(Art into Theatre)」(1993年,1995年)などの引用をもとに、パフォーマンスが行われました。

<付記3>日本橋周辺のウォーキングは、日本橋魚河岸跡(乙姫広場)⇒日本橋(装飾顧問:妻木頼黄、装飾:渡辺長男ほか)⇒三越前駅(東京メトロ)構内「日本橋周辺 航空写真」(1944年・2006年)⇒三越日本橋本店「+ART ARTとある暮らし」⇒「熈代勝覧」(ベルリン国立アジア美術館所蔵、名橋「日本橋」保存会・日本橋地域ルネッサンス100年計画委員会)⇒COREDO室町、福徳神社(芽吹神社)「豊年萬作之圖」(五風亭貞虎作/福徳神社所蔵)⇒小津和紙⇒寶田恵比寿神社⇒馬込勘解由屋敷跡⇒蔦屋重三郎「耕書堂」⇒NICA(地下1階)展覧会に到着するコースとなりました。

※計3回のDIALOGUES展レビューは嘉藤笑子(キュレーター)からの依頼を受けて、F. アツミ(編集・批評/Art-Phil)によって執筆されました。

(DIALOGUES展編集室/Art-Phil)
Photos of the exhibition by Michiko Isono
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# by a-a-n | 2015-04-15 18:44 | Comments(0)
第3期DIALOGUES展「はしのまち」2月27日開始!
English texts is following as below,
DIALOGUES展 ~ダブルスx3連続国際展~
★第3回展2015年2月27日(金)-3月14日(土)
サム・ストッカー(イギリス・東京) x 近藤恵介(東京)


「はしのまち」
27th Feb.-14th March 2015

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日本橋の地名は、その名のとおり<橋>から来ています。この橋が江戸時代から町の要所として五代街道の起点になっていることは多くの人がご存知でしょう。そして、その存在は人々を魅了し続け、多くの芸術作品に取り上げられてきました。<橋>という構造物が結ぶことや繋ぐことの役割であることは明白です。そして、実際に多くの人々の歩みを歴史のなかで繋いできた存在なのです。
今回は、橋の新解釈ともなる軽やかな建築的な側面と絵画的な側面が、アーティストの作品となって結び繋がることになるでしょう。

★オープニング・レセプション
2015年2月27日(金)18:00-20:00
会場:NICA:Nihonbashi Institute of Contemporary Arts
パフォーマンス:上運天純一、池田哲、ジャック・マリーン、アキレス・ハッジ、レネ・ヴァン・ムンステ
ル、サム・ストッカーなど。
※入場には、パスポート(500円)が必要です。

<展覧会情報>
◎各展覧会:10日間
◎開館時間:11:00‐18:00 初回金曜日18:00‐20:00(オープニング・レセプション)
◎定休日:日曜日・月曜日・火曜日(週休3日間)
◎入場料:500円(全展共通パスポート/期間中は再入場可)
◎クロス・トーク(参加アーティスト x キュレーター):1,000円(パスポート割引500円)
※1月17日、2月7日、2月28日(全て土曜日16:00‐18:00)

★スペシャル・イベント「はしを探るアートのはなし」
2015年2月28日(土)14:30-18:00

日本橋は、その様相をさまざまに変えながら400年間という歴史を刻みながら近世と近代、そして現代までを繋ぐかけはしとなってきました。そこでメタファーとしての<橋>を探してみましょう。例えば浮世絵に描かれた「江戸百景」や「熈代勝覧」といった栄華を極めた時代や、明治以降の錦絵で描かれたモダンな街並みや情景を現代の街並みと重ね合わせて歩きましょう。その方法は、歴史家や専門家の知識や視点というよりアーティストやキュレーターが気になる<はし>を探していく作業になります。みなさんと一緒にそれぞれの気づきを共有しましょう。

【第1部】日本橋ウォーキング14:30-16:00
集合:「日本橋」麒麟の像の前(最寄駅:東西線日本橋駅、銀座線三越前駅)@14:30
※定員20名(まち歩きのみ):事務局メール(info@a-a-n.org)まで申込ください。
※日本橋からNICAまで街歩きを実施。「はしのまち」鑑賞後にトーク会場へ。
※雨天決行(荒天中止)
ガイド:近藤恵介&サム・ストッカー、丹羽良徳(アーティスト)、スザンナ・ハートリッチ(アーティスト)、緒方恵一(NPOアートフル・アクション代表理事)、嘉藤笑子

【第2部】クロス・トーク16:00−18:00
会場:Creative Hub131 3階「社員食堂」
入場料:1,000円(ウォーキング参加費含む)、パスポート+ワンドリンク付
パネリスト:街歩きのガイド全員
※クロス・トークから参加可能、時間内に展覧会をご覧いただけます。

★クロージング・パーティ
日時:2015年3月14日(土)18:00-20:00
会場:NICA:Nihonbashi Institute of Contemporary Arts
入場料:1,000円(パスポートのある方は500円)+ドリンク&フード付き

PART 3サム・ストッカー(Sam Stocker) イギリス/東京
1977年英国ロンドン市生まれ。英国レディング大学美術学部を卒業後、エディンバラ・カレッジ・オブ・アートにてポストグラデュエートディプロマを取得。現在、東京藝術大学大学院に在籍中。ストッカーは、空間を構成する構造や形態を読み解き、そこに関わる室内外の要素、建具や支持体、付随する構成物のすべてを読み替えていくことで、新たな構造体を創出していく手法をとっています。それは、室内に限らず野外においても同様な手法を用いていますが、最近では、より広がりを見せていて街全体や遠隔区域を結び付けていくような、”環境”ともいえる大きなスケールをひとつの構造体に変換させていく試みを行っています。ストッカーは、絵画を専攻したことで、限られた2次元の世界に新たな基軸を加えていくことに可能性を見出しているのかもしれません。それによって、これまで「インスタレーション」と呼ばれてきた作品とは異なるコンテクストを提供し、新たな表現に取り組んでいるといえるでしょう。
http://www.samstocker.com/

PART3 近藤恵介(東京)
Keisuke Kondo(Tokyo)

1981年、福岡県生まれ。東京藝術大学で日本画を学んだ近藤は、その保守的な校風にそぐわない現代的な絵画を制作してきました。やまと絵などの古画から引用した大胆な構図のなかに、作家自身の日常生活に近しいものや今日的な表現を併置させています。近年では絵画という平面領域を拡張しようと、画中にインスタレーション的空間を招き入れ、その「場」を跳躍台として、絵画的な身振りから人間の営み全体を考えます。そのことは、新しい「日本画」を独創することとも通底していると言えるでしょう。
http://aanet.exblog.jp/21527558/

Art Autonomy Network [AAN] 2015
“DIALOGUES”
Doubles x 3 parts exhibitions


主催:Art Autonomy Network[AAN]
協力:NICA: Nihonbashi Institution of Contemporary Arts, N STUDIO,Inc.
後援:カナダ大使館、ブリティッシュ・カウンシル
助成:文化庁平成26年度文化庁優れた現代美術の海外発信促進事業
グレイトブリテン・ササカワ財団

Art Autonomy Network [AAN] 2015
“DIALOGUES”

Doubles x 3 parts exhibitions
The International Contemporary Art Exhibition “DIALOGUES” is the three separated
exhibitions by six emerging artists who are paired for each exhibition.
By having two artists as a combination, it will encourage and challenge each artist to
enhance his/her knowledge and skills to create one original program that will lead to global
art scene. Through out the exhibition, we are having new challenges.

● Each exhibition is a combination program of two domestic and international artists who
meet each other for the first time for this exhibition.
● Each exhibition is created based on communications between two artists.
● Each artist create new works to represent “Nihonbashi” through his/her perspective.
● The people who involves in each process create each exhibition.
■The 3rd Exhibition: “Bridge Town” (Hashi no Machi)

Sam Stocker(London/Tokyo) x Keisuke Kondo(Tokyo)

The town name “Nihonbashi” is actually derived from the particular “bridge”
It is well known that the bridge was a starting point of five major routes (Godaikaido) since
Edo era. The bridge has attracted many people and lots of artists depicted the bridge in
their art works. It is obvious that the role of bridge, one of the forms of construction, is to
connect and combine. And, in fact, it has connected and witnessed many people’s way in
its history.

Part3: 27th Feb. – 14st March. 2015 (10 days)
Every Wednesday, Thursday, Friday, Saturday
Venue: NICA: Nihonbashi Contemporary Arts
Address: PUBLICUS B1 13-1 Odemacho Nihonbashi Chuo-ku, Tokyo
Admission:500yen (passport valid for all parts)
Open Hours: 11:00-18:00

★Opening Reception: 27th Feb. 18:00-20:00
Performances: Junichi Kamiunten, Satoshi Ikeda, Jack McLern courtesy of The Container,
Aquiles Hadjis, Rene Van Munster, Sam Stocker

★Researching into Nihonbashi through Walking/Artists Talk: 28th Feb. 14:30 – 18:00
Nihonbashi (Nihonbashi Bridge) over the Nihonbashi River is a symbol of the area
Nihonbashi. Nihonbashi Bridge has appeared as a bridge that connects the modern and
contemporary history with its history of 400 years. So now, let us find a “bridge” as a
metaphor. As you walk, try capturing the flourishing era as depicted in the Ukiyoe prints, as “One Hundred view of Edo” and “Kidai shoran”, and modern street scenery depicted in the Nishikie prints of Meiji era in Today’s scenery. That is “bridge finding” of artists and
curators in different perspectives from that of historians and specialists. Shall we make
share what you find?

【Part I】Walking Nihonbashi
Meeting Place at the statue of Kirin at Nihonbashi @14:30-16:00
Please contact us to make book for the walking only: info@a-a-n.org
After viewing of the exhibition[Bridge Town]at NICA, continue into the talk.

【Part II】Cross Talk: Artists x Curator
Venue: Creative Hub 131 3rd Floor. (13-1 Odenmacho Nihonbashi Chuo-ku, TOKYO)
Charge: 1,000yen for Passport+ One drink (incld. walking programme)
Special Guests: Yoshinori Niwa(artist),Susanna Hertrich(artist),Keiichi Ogata(NPO Artfull
Action) as same as the walking programme.

★Closing Party: 14th March 18:00-20:00
1,000 yen (incld. Passport, Food & drinks)
Curator: Emiko Kato
Organiser:Art Autonomy Network[AAN]
Cooperation: NICA: Nihonbashi Institute of Contemporary Arts, N STUDIO Inc.
Supporter: British Council Tokyo, Canada Embassy
Grant: the Agency of Cultural Affairs, Great Britain Sasakawa Foundation
URL: http://nicatokyo.com/
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# by a-a-n | 2015-03-20 01:00 | 展覧会 | Comments(0)
第2期DIALOGUES展「かわのまち」レビュー
第2回DIALOGUES展「かわのまち」 レビュー

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 NICA(Nihonbashi Institute of Contemporary Arts)で開催されている第2回「DIALOGUES展~ダブルス×3連続国際展~」では「かわのまち」をテーマに、ジョン・ササキ(トロント・カナダ)と森田浩彰(東京・日本)による展示が行われました(キュレーター:嘉藤笑子)。

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 ジョン・ササキと森田浩彰は本展に先立ち、日本橋にある亀島橋(東京都中央区)の下で、水中ロボットを用いて川底に滞積している廃物を探索しました。朽ちた流木、石灰化したコンクリート塊、GREEN HOUSE製のDVDプレーヤー(未使用)、LANケーブル(緑)、タバコの吸殻が入ったプラスチック瓶、GIANT製のマウンテンバイク、SONY製のアンテナ付きラジオカセット、ピンク色のスカルが施された長財布、鉄製のパイプ、自動車用のゴムタイヤ、紺色の作業服(上着)、ガラスの小型モニターと思われるものなど、川岸に引き上げられたさまざまな廃物は、展示スペースを構成するファウンド・オブジェクト(発見されたもの[オブジェ])へと姿を変えて展示されることになります。また、亀島川で採取された水はペットボトルに封入され、「亀島川の水です。ご自由にお持ち帰り下さい」(“FREE WATER FROM KAMEJIMA RIVER”)という掲示とともに展示され、観衆には無料で持ち帰ることが許可されています。

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 展示スペースでは大型スクリーンに亀島川での一連の作業を記録したビデオ映像(約15分間)が映写され、引き揚げられた瓦礫や廃材をめぐって声をかけ合う2人のアーティストと協力者たち、そして時に差し挟まれる街なかの人々の面影とともに、亀島川周辺の風景を身近に感じることができます。水中ロボットからの映像をモニターで確認するジョン・ササキ、ノートパソコンと水中ロボットをつなぐコードを手繰りよせる森田浩彰、廃物を引き上げるダイバーたち、そして橋上から川岸を覗き込む歩行者たち。淡々としたカメラワークから眺められた亀島川の風景の向こうに、市民とアーティストたちの間に生まれる目に見えない緊張関係を見てとれるようでした。

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トークイベント「かわをめぐるアートのはなし」07/02/2015

 オープニングの翌日に社員食堂(Creative hub 131)で行われたイベント「かわをめぐるアートのはなし」では、ジョン・ササキ、森田浩彰、嘉藤笑子とともに、井出玄一(ボートピープル・アソシエーション)、藤井政人(国土交通省)、中崎 透(アーティスト)、武藤 勇(N-mark)が参加しました。「かわ」の現在的な状況について、それぞれのユニークな活動の視点から歴史、環境、行政規制などを題材にした議論が交わされました。

ジョン・ササキは日本との関わりを個人的な視点から振り返りながら、カナダと日本の「かわ」を巡る文化史的なエピソードを紹介しました。また、亀島川にかかる亀島橋を”ブリッジ”ということばに置き換えて象徴化することで、文化や歴史、人々をつなぐ架け橋として捉えていると話し、本プロジェクトをその「実践的なクリエイティヴィティ」として位置づけました。その一方で、森田浩彰は見えないものを見えるようにするというアーティストとしての存在意義に触れつつ、「かわ」を政治的に排除されてきたものや人々の歴史=物語を見直すための表象空間として見立てていきました。その後、嘉藤笑子はキュレーターの視点から、明治期以降の近代化と震災や戦災を経て、「かわ」が見たくないものを覆い隠す場所となっていったことに触れ、アーティストが「かわ」とともにアート作品をつくったり、アート・プロジェクトを行うことで、本来は誰のものでもない「かわ」の公共性を新たに描きなおせるのではないかと語りかけていきました。

 また、井出玄一が河川をボートでピクニックのようにめぐる「ボートピープル」の活動報告とともに江戸時代の「かわ」では人々が川辺に向かって商業活動を営んでいた歴史について話すと、藤井政人は水辺を基点としたまちづくりを提案する「ミズベリング」のプロジェクトの紹介とともに「かわ」にかかわるアート・プロジェクトなどから市民・企業・行政が協働して取り組むソーシャル・デザインの可能性を提示しました。さらに、中崎 透は「プロジェクトFUKUSHIMA!」で人々がもちよった生地をつなぎ合わせる「福島大風呂敷」、「水都OSAKA」や「黄金町バザール」などでの制作活動を振り返って、水や水辺にかかわるアート・プロジェクトの実際から見えてきた「かわ」をとりまく複雑な公共機関の管理体制や手続きを指摘したのに対して、武藤勇は現代アートを市民社会に息づかせる「中川運河リミコライン・アートプロジェクト」の活動報告とともに、市民や企業の関わりあいから広がるアート・ネットワークのつくり方について紹介しました。

その他にも、生活汚水や工業排水が流れ込む河川、村落などから排除された人々が住む川辺、ホームレス(浮浪者)がテントを広げて休む河川敷、あるいは東京オリンピックのために消えゆく未整備の護岸など、近代の都市生活において「かわ」が大衆生活を営む人々に対してネガティブな印象を与えるダークサイドとして認識されていたというエピソードがさまざまなかたちで語られ、「かわ」のもつ周辺性や境界性が浮かび上がることにもなりました。

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 トークイベントを振り返ったうえで、もう一度、展示スペースのファウンド・オブジェクトに眼を向けてみましょう。冷たく暗い川底から引き上げられた異物は江戸-東京-日本をめぐる歴史の証言となって、あらためて陽光の下に照らし出され、アートとして解釈されることになります。ファウンド・オブジェクトの布置を辿る観衆の歩みとともに、日本の近代史を織りなす都市空間と人々の関係性、あるいは「かわ」の文化や歴史は、思い思いの物語となって見なおされることになるでしょう。
 21世紀の「かわ」の水は、近代化を押し進めた20世紀と同じように不都合な真実を覆い隠す“禊ぎの水”であり続けるのでしょうか、それとも今は暗渠のように見えなくなってしまった「かわ」の可能性を新たに引き出す“救いの水”になるのでしょうか。アーティストから「フリーウォーター」として提供される亀島橋の水の使いみちと同じように、「かわ」をめぐるそこから先の物語は会場に訪れた観衆とともにあるのかもしれません。
(DIALOGUES展編集室/Art-Phil)
Photo by Michiko Isono
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# by a-a-n | 2015-03-18 00:01 | ドキュメント | Comments(0)
DIALOGUES展「かわのまち」2月6日開始!
DIALOGUES展「かわのまち」
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このたび、NICAグランド・オープンの企画として国際現代美術展「DIALOGUES」を開催いたします。
2015年1月26日には、NICAお披露目会として、グランドオープニングパーティを開催いたしました。
大勢のみなさまにご参加いただきましたことを誠に感謝しております。
みなさまのご注目に恥じぬように、日本橋を世界へ、世界を日本橋に、大きなうねりを創発することができればと思っています。

さて、「DIALOGUES」展は連続3回による二人展という仕組みになっています。
先ごろ、第1期「ひかりのまち」を無事に終了することができましたが、引き続き、第2期「かわのまち」を開催いたします。
同日に近隣のギャラリーにおいてもレセプションを開催いたします。

第2期「かわのまち」のご案内を申し上げますので、何卒お時間が許す限り、ご覧いただければ幸いです。

DIALOGUES展 ~ダブルスx3連続国際展~
会場:NICA: Nihonbashi Institute of Contemporary Arts

国際現代美術展「DIALOGUES(対話)」は、国内外アーティスト6名による連続3期をふたり展とすることで、お互いのアイデアやスキルを活かしながら従来の作品とは異なる創造的領域を創出し、世界発信に向けたアートシーンを築いていきます。そのなかでは、いくつか新しい試みをしています。
●新しく出合った海外と日本のアーティストがダブルスを組んで展覧会を開催します。
●相互コミュニケーションを大切にした作品づくりを行います。
●アーティストの視点で考える「日本橋」がアート作品になります。
●いろんな人が関わることでひとつの展覧会になります。

■第2回展 2015年2月6日(金)-2月21日(土)「かわのまち」
ジョン・ササキ x 森田浩彰


江戸の町は、かわのまちとして発展しました。日本橋には、日本橋川、亀島川が流れています。さらには、桜川や新川など、いまでは姿の消えた川も多数に存在します。当時、江戸幕府の開幕とともに整備された河川は、水運として頻繁に商船が行き交っていました。それらの船は商品だけではなく文化や富をこの地にもたらしたのです。その後、大きな震災や戦災を経て街の変化とともに川の様子も変わってきました。今回は、アーティストが共同で水中ロボットを駆使して水中撮影を実施。水中や川底に歴史的痕跡を発見!?それは、展覧会のなかで明らかになります。
会場:NICA: Nihonbashi Institute of Contemporary Arts
入場料:500円(全期パスポート)


◎展覧会:10日間 水曜日~土曜日(週4日間)を開廊
◎定休日:日曜日・月曜日・火曜日(週休3日間)
◎住所:東京都中央区日本橋大伝馬町13-1 PUBLICUS1階
◎開館時間:11:00‐18:00 

<オープニング・レセプション>
★2月6日(金)18:00‐20:00

本展覧会の後援をしていただいているカナダ大使館より文化担当官・飯窪里由子様のご臨席のもと、アーティスト2名を招いて、ささやかなレセプションを開催いたします。ご興味あるかたは、どなたでもご参加いただけます。
※入場には、パスポート(500円)が必要となります。

<スペシャル・イベント>
★2月7日(土)16:00‐18:00
クロス・トーク「かわをめぐるアートのはなし」
入場料:1,000円(パスポート+1ドリンク)
会場:社員食堂(CreativeHub131,3F)


<かわ>は、私たちの身近にありながら、かわに触れたり、かわを考えたり、ということは非日常となりつつあります。かわの視点から眺めてみれば、クリエイティブに新たな座標が産まれてくると思いませんか?現在、<かわ>に新しい試みをすることで、かわを開放し、大いに楽しみ、つなげていくことで、「かわ」にまつわる出来事が面白くなってきています。新たな<かわ>の世代を牽引し、積極的に<かわ>を刷新していくことで、新しいクリエイティヴィティの源流である<かわ>が発見できるかもしれません。かわにまつわる様々な人々を交えて、新しいかわの視点を探ることで、異なる創造性につなげることができるのではないでしょうか。一緒に<かわ>の可能性を語りましょう!

パネリスト:ジョン・ササキ(アーティスト)x森田浩彰(アーティスト)
スペシャルゲスト:藤井政人(国土交通省/ミズベリング)、井出玄一(ボートピープル・アソシエーション)、中崎透(アーティスト)、武藤勇(N-mark)
※時間内であれば、展覧会をご覧いただけます。

PART2参加アーティスト:ジョン・ササキ(カナダ・トロント)
Jon Sasaki (Tronto, Canada)
1973年に日系3世としてカナダ・トロントに生まれ、拠点として活動をしている。ジョン・ササキは、コンセプチュアルに基づいたパフォーマンス、ヴィデオ、オブジェ、インスタレーションなど多種多様なメディアを駆使した作品を制作しています。その表現はシニカルでユーモアのあるパフォーマンスに基づいたヴィデオ作品で知られていて、現代社会の矛盾や価値観のずれを巧妙に示しています。最近では、毎月のようにカナダだkではなく海外においてもメジャーな展覧会に参加しています。また、Instant Coffeeというクリエイターの集合体に所属してオルタナティヴな活動にも積極的に活動をしています。「遠足プロジェクト」(2012-)において、ランドセル作品を制作し、2013年には来日して「神山いいね!」(AAN主催)というワークショップのファシリテーターを務めた。日本における彼の家族のルーツをたどる独自の調査を行っています。


PART2参加アーティスト: 森田浩彰(東京)
Hiroaki Morita(Tokyo)
1973年福井県生まれ。2002年ロンドン大学ゴールドスミスカレッジMAファインアート修了。現職は、跡見学園女子大学/東京造形大学兼任講師。見慣れた日常生活にあるありふれた日用品をアートと掛け合わせて触発していくものです。モノそのものを視覚表現として展示しています。コンセプチュアルを基盤とするメディア作品をミニマルに表現しているといえるでしょう。近年は「日常の喜び」水戸芸術館(茨城、2008)、「この世界とのつながりかた」ボーダレス・アートミュージアムNO-MA(滋賀、2009)でグループ展に参加。個展では「Clockwise」青山|目黒 (東京、2008)、「Local Earthquake」Kabegiwa(東京、2009)など。


<予告>

★第3回展2015年2月27日(金)-3月14日(土)
サム・ストッカー(イギリス・東京) x 近藤恵介(東京)
「はしのまち」
27th Feb.-14th March 2015
日本橋の地名は、その名のとおり<橋>から来ています。この橋が江戸時代から町の要所として五代街道の起点になっていることはご存知でしょう。そして、その存在は人々を魅了し続け、多くの芸術作品に取り上げられてきました。<橋>という構造物が結ぶことや繋ぐことの役割であることは明白です。そして、実際に多くの人々の歩みを歴史のなかで繋いできた存在なのです。
今回は、橋の新解釈ともなる軽やかな建築的な側面と絵画的な側面が、アーティストの作品となって結び繋がることになるでしょう。


■NICA:Nihonbashi Institute of Contemporary Artsとは?
2015年1月16日に正式に開館したNICAは、世界水準の実験的なラボラトリーとして、日本橋という東京の中心地からアートとクリエイティビティーを発信していくことを実践していきます。江戸の中心だった日本橋大伝馬町の地下に出来たアートセンターは、CENTRAL TOKYOの新たなランドマークとして、時代を、社会を、創造する新たな感じられ、ときに刺激的に、ときに静かに、実感できる空間となることでしょう。主要メンバーは、新野圭二郎(館長)、岡田智博(企画委員)、嘉藤笑子(企画委員)。
■DIALOGUES展企画を担当したAANとは?

AANは、アーティストやキュレーターたちと自発的に始めたNPO活動で、ワークショップ、シンポジウム、展覧会など活動は広域で、教育的なアプローチも熱心に行っています。社会とアートをつなぐ機能を形成していくための実験的な装置を組み立てています。国際的な芸術活動を支援していくためのプラットフォームづくりを行い、さまざまなコンテンツを創造しています。また、国内に限らず海外ネットワークを長期に渡って形成しています。これまでアジアやヨーロッパ、北米で多数のアート・プロジェクトを実践してきました。代表・嘉藤笑子

主催:Art Autonomy Network[AAN]
協力:NICA: Nihonbashi Institution of Contemporary Arts, ㈱N Studio
後援:カナダ大使館、ブリティッシュ・カウンシル
助成:文化庁平成26年度文化庁優れた現代美術の海外発信促進事業
グレイトブリテン・ササカワ財団
<問い合わせ>Art Autonomy Network [AAN]

住所:東京都中央区日本橋大伝馬町13-1, Creative Hub131-6F

Tel&Fax:03-6206-2767 E-mail:info@a-a-n.org


Art Autonomy Network [AAN] 2015
“DIALOGUES”
Doubles x 3 parts exhibitions

The 2nd Exhibition: “River Town” (Kawa no Machi)
Jon Sasaki (Toronto) x Hiroaki Morita (Tokyo)

Part2: 6th Feb. – 21st Feb. 2015 (10 days)
Every Wednesday, Thursday, Friday, Saturday
Venue: NICA: Nihonbashi Contemporary Arts
Address: PUBLICUS B1 13-1 Odemacho Nihonbashi Chuo-ku, Tokyo
Admission:500yen (passport valid for all parts)
Open Hours: 11:00-18:00
Opening Reception: 6th Feb. 18:00-20:00
Artists Talk: 7th Feb. 16:00 – 18:00 1,000yen incld. Passport, One drink @ Creative Hub 131 3rd Floor.
Special Guests: Masato Fujii (Ministry of Land, Infrastructure, Tranport and Tourism), Genichi Ide(Boat People Association), Tohru Nakazaki(Artist), Isamu Muto(N-mark)

Curator: Emiko Kato
Organiser:Art Autonomy Network[AAN]
Cooperation: NICA: Nihonbashi Institute of Contemporary Arts
N Studio Inc.
Supporter: British Council Tokyo, Canada Embassy
Grant: the Agency of Cultural Affairs, Great Britain Sasakawa Foundation
URL: http://nicatokyo.com/

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# by a-a-n | 2015-03-17 01:01 | Comments(0)
「DIALOGUESひかりのまち」@NICAレビュー
みなさま
2015年1月16日にNICAグランドオープニングが華やかに開催されて、たくさんの人々にご来場いただきました。ご来場いただきましたみなさまありがとうございました。

さて、現在NICAにて開催中の国際現代美術展「DIALOGUES」展をアーカイヴするための事業としてドキュメント作成の編集部を結成いたしました。逐次にレポートをアップしていきます。
現在、開催されている第1期「ひかりのまち」のレビューを掲載いたします。
ご観覧頂きました皆様のご感想をお寄せいただければ嬉しく思います。

なお、展覧会は1月31日まで開催中です。どうぞ、実際に足を運んでいただければ幸いです。


~~~~~~~~~~~~~~~~
第1回:Dialogue展「ひかりのまち」レビュー

 NICA(Nihonbashi Institute of Contemporary Arts)が2015年1月16日(金)にグランド・オープンし、国外で活動するアーティストと国内で活動するアーティストが1人ずつ「ダブルス」というかたちをとって展示を行うDialogue展(キュレーター:嘉藤笑子)が3回シリーズで行われています。第1回展は「ひかりのまち」をテーマに、シャーロット・マクグワン-グリフィン(ロンドン/ベルリン)と栗山斉(茨城)による展示が行われています。
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 シャーロット・マクグワン-グリフィンは、W・G・ゼーバルトの散文作品「土星の環-イギリス行脚」(1995)に着想を得た「SUBSTANTIAL FORMS」(和紙・白熱灯、他)と細川紙(重要無形文化財)をつくっている埼玉県小川町と本展示会場がある日本橋の「小津和紙」(東京都中央区)でのリサーチを経て制作された「Kami-no-Machi」(木・和紙・ファウンド・オブジェクト、他)を展示しています。「SUBSTANTIAL FORMS」の迷宮のように入り組んだテクスチャーは古代の鳥のような形態をとり、アーティストや観衆の眼が時間をかけて彷徨うなかで想像力が飛翔する様子を見ることができるかもしれません。「Kami-no-Machi」では、和紙にエンボス加工された安藤広重の「鯉」、江戸~明治時代の商家が用いていた帳簿「大福帳」などが、建築家セバスチャン・セイラーとのコラボレーションによってつくられた木と紙の建造物のなかに配置され、その近くには明治神宮で撮影されたとされる木におみくじを結える女性のスナップ写真が掛けられています。木と和紙が接ぎ木のようになっているところや、白紙から鯉が生まれ出るところなどを見ると、空虚から存在が現れる過程を祝福するかのような神々しさと温もりを感じさせてくれるでしょう。
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 その一方で、栗山斉による作品は、宇宙の始まりと終りについての形而上学的な思索をネオン灯という日常品に落とし込んだ「∴0=1 open ended」(ネオン灯・ガラス・1×10^-5の真空、電線)と北極星・ポラリスの位置変化を超-天文学的な時間の尺度の下でシミュレーションした「∴0=1 -Polaris(BC100000-AD100000)」(ネオン灯・ガラス・電線)を展示しています。「∴0=1 -open ended」の幾何学的に構成されたスパイラル状の形態/空間は円のかたちになって閉じることなく、電線から接続されたネオン灯は静かではあれ、強度をはらんだ暴力的な光を照射しているかのようです。ネオン灯の中の真空には、透明な光と背後のガラスの粒子をとおして、世俗的な視点からみた宇宙の生成、あるいはビッグバンのようなものを感じられるかもしれません。ある宇宙の始源はいつもほかの宇宙の崩壊の後にやって来て、その繰り返しの先に現在の宇宙が存在しているのだとあらためて思い起こされるでしょう。「∴0=1 Polaris(BC100000-AD100000)」では、北極星である"ポラリス"の軌道をネオン灯で辿ることで、幾重ものメビウスの輪の連鎖のような形態が浮かび上がってきます。科学という永遠に続く普遍性において見れば、人間の想像力によって「不動の星」と名付けられたポラリスもまた、生き生きと運動していることがわかります。
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 オープニング・イベントでは、ダンス・アーティストの加藤範子によるパフォーマンスが行われ、思索に富んだ穏やかな身振りとともに、「Kami-no-Machi」と「∴0=1 open ended」の間で存在と不在をめぐる小品を展開しました。また、同日に行われたアーティスト・トークには、美術批評家の市原研太郎が参加し、「木や紙とガラスという素材の違いはあるが、それぞれ光と影のイメージを表現している。表現に用いられるメディウムの変遷が一つの空間のなかで調和的に配置されていて、美術史の時代的なコンテクストを超えて見ることができた」というように、江戸時代の和紙と大正・昭和になって普及するネオンという2つの異なる時代の光について言及し、江戸時代からつねに伝統と革新が交差していた日本橋の歴史を振り返る契機となりました。
 シャーロット・マクグワン-グリフィンと栗山斉によるダイアローグは、木、紙、ネオン灯というさまざまな光の媒体ととても繊細に、ときには暴力的に、つくり込まれたディテールとともに、始まりと終り、あるいは存在と不在といったテーマについて観衆に考えさせてくれるかもしれません。画竜点睛。シャーロット・マクグワン-グリフィンの作品には、大福帳、おみくじ、鯉(竜鯉)と縁起物が満載。NICAという新しいアートセンターの門出とあらためて革新へと歩を進める日本橋の繁栄を祝福しているかのようです。
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(DIALOGUES展編集室/Art-Phil)
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# by a-a-n | 2015-03-17 01:00 | ドキュメント | Comments(0)
AAN国際現代美術展「DIALOGUES」インターン/ボランティア募集
AAN「DIALOGUES」国際現代美術展インターン/ボランティア募集

AANでは、2015年1月16日~3月14に開催する「DIALOGUES」展のインターン/ボランティアを募集しています。AANは、東京・日本橋を拠点に活動しているアートNPOです。このたび、新しいアートスペース「NICA:Nihonbashi Institute of Contemporary Arts」のグランドオープン記念企画として国際現代美術展を開催します。本展は、全体が3期に構成されている長期プログラムで、各回の展覧会は海外と日本のアーティストが競演する画期的な展覧会です。本展における設営・受付・監視・撤去・イベントについて積極的に活動してくれるサポート・スタッフを募集します。
 展覧会に向けて、ベルリンやトロントからアーティストが来日します。外国語に長けている人は活躍する場面も多いと思います。また、各回ごとにオープニング・レセプションやトークイベントなどがあり、楽しい交流の機会になると思います。私たちと一緒にアート体験しませんか?ご興味があるかたは、お気軽にお問い合わせください。
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<募集>
インターン/ボランティア(15名程度)
募集:2015年3月16日まで
待遇:3日間以上勤務できるひとは、補助金千円(日当)をお支払いします。
AANのE-mail(info@a-a-n.org)まで以下を明記のうえ送付してください。
所属:学生は学校名学年、会社名ほか
連絡先:携帯電話・E-mail
※希望者には、展覧会期間中に参加可能な日程をお聞きします。その返答を待ってスケジュールをFIXさせていただきます。採用者の参加希望日を優先しますが、実際の該当スケジュールは、事務局のほうで判断させていただきます。あらかじめご了承ください。

以下の日程でボランティアの説明会を開催します。
参加者は、今回の事業に参加できる人に限らせていただきますので、見学・視察はご遠慮ください。必ずE-mail(info@a-a-n.org)で連絡をしてください。

採用は、応募書類と面談を経て決めさせていただきます。
住所:東京都中央区日本橋大伝馬町13-1
Creative Hub131 3階 
問合せ先:03-6206-2767
Email: info@a-a-n.org

条件:18歳以上、高校生不可。
   近隣居住者・経験者歓迎。
     詳細は面談時に説明。
待遇:千円+AAN主催のイベント無料参加
期間:1月8日~3月16日
◎ボランティア説明会
日時:2015年1月25日(日)13:00-14:30
会場:NICA
定員:15名程度(申込時に参加希望日を明記してください)

仕事内容:
・イベント事業の運営補佐(会場設営・事務ほか)
・展覧会の準備、受付・監視業務など
・ゲストやアーティストの対応
・ドキュメント(スチル、ビデオ撮影)
・広報活動の補助(ブログ更新・リポート記事の作成・チラシ配布など)

※自己管理ができるひと、モチベーションの高いひとを希望します。
※堅実で地味な作業にも打ち込める人
※時間を守り、自己責任のある行動ができるひと。
※応募書類は、本目的以外には利用いたしません。

《サポートスタッフ特典》
◎現代美術の現場に最初から関われます!(共通パスポート授与)
◎アーティストやキュレーターに出会えます!
◎アート好きの仲間と友達になれます!
◎海外ゲストにおもてなしを実践できる!
◎将来アート関係に仕事につきたい人はチャンス!

■展覧会情報:
“DIALOGUES” ダイアローグ
ダブルス x 3連続国際展
■第1回展 2015年1月16日(金)-1月31日(土)「ひかりのまち」
シャーロット・マクグワン=グリフィン(ドイツ・ベルリン) x 栗山斉(茨城)
■第2回展 2015年2月6日(金)-2月21日(土) 「かわのまち」
ジョン・ササキ(カナダ・トロント) x 森田浩彰(東京)
■第3回展  2015年2月27日(金)-3月14日(土)「はしのまち」 
サム・ストッカー(イギリス・東京) x 近藤恵介(東京)
◎会場:NICA:Nihonbashi Institute of Contemporary Arts(中央区日本橋大伝馬町13-1 PUBLICUS-B1)
◎各展覧会:10日間x 3期 水曜日~土曜日(週4日間)を開館
◎開館時間: 11:00-18:00 初回金曜日18:00-20:00(オープニング・レセプション)
◎定休日:日曜日・月曜日・火曜日(週休3日間)
◎入場料:500円(全展共通パスポート/期間中は再入場可)
◎クロス・トーク(参加アーティスト x キュレーター):1,000円(パスポート割引500円)
※展覧会期間の第1週目土曜日を基本とする。
★2015年1月16日(金) 18:00-21:00 グランドオープニング・パーティ
本展は国内外アーティストがタッグを組むことで、従来の作品とは異なる新しい創造的領域を生み出していき、国際舞台で活躍できるアーティストの発掘・育成も目的とした展覧会となります。
http://aanet.exblog.jp/21381500/

■AANとは?
国内外のアートイニシアティヴ組織や活動の情報収集とアーカイヴを行っています。また、こうした自立型組織を運営している個人やアーティストたちと緩やかなネットワークを形成しています。国際的な芸術活動を支援していくためのプラットフォームを提供し、さまざまなコンテンツを創造しています。現在、NPO法人申請中(理事メンバーは有名作家や館長、教授など文化人多数)。www.a-a-n.org

■Art Autonomy Network[AAN]
Art Autonomy Network[AAN] 代表 嘉藤笑子
〒103-0011東京都中央区日本橋大伝馬町13-1-2階“Creative Hub131”2階
Tel&Fax :03-6206-2767
E-mail: info@a-a-n.org, URL: http://www.a-a-n.org

■アクセス(Creative Hub131&NICA:Institute of Contemporary Arts)
JR馬喰町から徒歩4分、地下鉄 都営浅草線東日本橋駅から徒歩5分、都営新宿線馬喰横山駅から徒歩4分、営団日比谷線小伝馬町駅から徒歩3分。JR神田駅、秋葉原、浅草橋より徒歩15分程度
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# by a-a-n | 2015-03-17 00:00 | Comments(0)
国際美術展「ダイアローグ」展の開催のお知らせ
English texts are following as below.

新春、AANは1月16日~3月16日にかけて大掛かりな国際展を開催します。「ダイアローグ」展と題された本展は、3回に分けて国内外のアーティストによる二人展となります。各回、海外作家と日本人作家の競演による新たな試みをどうぞお楽しみください。
 また、会場は、NICA: Nihonbashi Institute of Contemporary Arts(ニカと呼んでください)という新しいアートスペースです。
こちらもお披露目をかねて1月16日にグランドオープニングパーティを開催しますので、そちらもどうぞ気にかけてくださいね(ご招待者のみですので、あらかじめご了承ください)
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DIALOGUES展 ~ダブルスx3連続国際展~

2015年1月16日(金)-3月14日(土)
会場:NICA: Nihonbashi Institute of Contemporary Arts
入場料:500円(全期パスポート)


国際現代美術展「DIALOGUES(対話)」は、国内外アーティスト6名による連続3期をふたり展とすることで、お互いのアイデアやスキルを活かしながら従来の作品とは異なる創造的領域を創出し、世界発信に向けたアートシーンを築いていきます。そのなかでは、いくつか新しい試みをしています。
―新しく出合った海外と日本のアーティストがダブルスを組んで展覧会を開催します。
―相互コミュニケーションを大切にした作品づくりを行います。
―アーティストの視点で考える「日本橋」がアート作品になります。
―いろんな人が関わることでひとつの展覧会になります。

■第1回展 2015年1月16日(金)-1月31日(土)「ひかりのまち」
シャーロット・マクグワン=グリフィン(イギリス・ベルリン) x 栗山斉(茨城)
■第2回展 2015年2月6日(金)-2月21日(土)「かわのまち」
 ジョン・ササキ(トロント) x 森田浩彰(東京)
■第3回展2015年2月27日(金)-3月14日(土)「はしのまち」
サム・ストッカー(イギリス・東京) x 近藤恵介(東京)

<展覧会情報>
◎各展覧会:10日間x 3会期
◎開館時間:水曜日~土曜日(週4日間)
11:00‐18:00 初回金曜日18:00‐20:00(オープニング・レセプション)
◎定休日:日曜日・月曜日・火曜日(週休3日間)
◎入場料:500円(全展共通パスポート/期間中は再入場可)
◎クロス・トーク(参加アーティスト x キュレーター):1,000円(全期パスポート付き)
※1月17日、2月7日、2月28日(全て土曜日16:00‐18:00)
★2015年1月16日(金) 18:00‐21:00 グランドオープニング・パーティ

●NICA住所:東京都日本橋大伝馬町13-1-PUBLICUS NIHONBASHI地下1階
●最寄駅:営団日比谷線小伝馬町駅から徒歩3 分/J R 総武線快速馬喰町から徒歩4 分/
地下鉄都営浅草線東日本橋駅から徒歩5 分/都営新宿線馬喰横山駅から徒歩4 分/      

主催:Art Autonomy Network[AAN]
協力:NICA: Nihonbashi Institution of Contemporary Arts, ㈱N Studio
後援:カナダ大使館、ブリティッシュ・カウンシル
助成:文化庁平成26年度文化庁優れた現代美術の海外発信促進事業
グレイトブリテン・ササカワ財団

<問い合わせ>
Art Autonomy Network [AAN]
住所:東京都中央区日本橋大伝馬町13-1, Creative Hub131-6F
Tel&Fax:03-6206-2767 E-mail:info@a-a-n.org

★第1回展 2015年1月16日(金)~1月31日(土)
第1回展「ひかりのまち」
16th Jan-31st Jan 2015,
Opening Reception: 16th January 2015
日本橋に降り注ぐひかりは、江戸時代に町中の日本家屋から仄かにこぼれていた障子のあかりでしょうか。それとも近代になってから繁華街に煌くネオンのあかりでしょうか。そんな風にシンプルに語れるわけではないのですが、時代を超えてひかりはそこにあることを伝えてくれるでしょう。
今回は、それぞれの作家が普遍的に活用しているネオン管と和紙のインスタレーションによる競演をお楽しみください。

Charlotte McGowan­Griffin(London/Berlin)
シャーロット・マクゴワン‐グリフィンは、ロンドンに生まれたイギリス人であり、ゴールドスミス・カレッジで修士を取得したのちベルリンを活動拠点にしています。1999年から紙の切り絵を中心に作品を制作しています。彼女にとって切り絵は、引き算や足し算といった矛盾を伴う創作といえるでしょう。それは、ときに切り落とす/剥ぎ取るといったネガティヴな表現と捉えていました。しかし、最近では「切り入れる」といった紙を取り込む工程として、より伝統的な技術を含む創作行為であると考えています。いまでは紙による大型のインスタレーションに変化してきています。

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栗山斉(茨城)
Hitoshi Kuriyama(Ibaraki)
1979年 兵庫県生まれ。2011年 東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術領域博士後期課程修了 博士(美術)。
「無」と「存在」について作品制作を通じて探求。近年では「0=1」という独自の仮説を打ち立て、「無」と「存在」が同等であることを作品によって現象的に実証する試みを行っています。主な活動に、「宇宙の中の私の宇宙」eNarts(京都)、「data and vision」AKI gallery(台北)、「0, 1, and visions」Venice Projects(ベニス)、「第54回ベニスビエンナーレcollateral event Glasstress」ムラーノ島旧ガラス工場(ベニス)、「Drifting Images」BODA(ソウル)、「What Dwells Inside」S12 Galleri og Verksted(ベルゲン)など。http://hitoshikuriyama.blogspot.com

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英文です。

“DIALOGUES”
Doubles x 3 parts exhibitions
16th January -14th March 2015
Venue : NICA: Nihonbashi Institute of Contemporary Arts

The International Contemporary Art Exhibition “DIALOGUES” is the three separated exhibitions by six emerging artists who are paired for each exhibition. By having two artists as a combination, it will encourage and challenge each artist to enhance his/her knowledge and skills to create one original program that will lead to global art scene. Through out the exhibition, we are having new challenges.
● Each exhibition is a combination program of two domestic and international artists who meet each other for the first time for this exhibition.

● Each exhibition is created based on communications between two artists.

● Each artist create new works to represent “Nihonbashi” through his/her perspective.

● The people who involves in each process create each exhibition.



Part 1: Friday, 16th Jan- Saturday, 31st Jan 2015,
“Light Town” (Hikari no Machi)
Charlotte McGowan-Griffin (Berlin/London) x Hitoshi Kuriyama (Toride)
16th Jan-31st Jan 2015,

What is the light you see in Nihonbashi?  Is it the dim light from Japanese paper screen in Edo era? Or is it the glittering neon lights in today? It is not so simple to talk about lights like that, but you make feel the existential lights throughout the ages in the history.
In this exhibition, you will enjoy the collaboration of art works using neon tubes and Japanese traditional paper.


Part 2 Friday, 6th Feb.- Saturday, 21st Feb 2015
“River Town” (Kawa no Machi)
Jon Sasaki (Toronto) x Hiroaki Morita (Tokyo)
6th Feb.-21st Feb 2015

The city of Edo was evolved and known as “river town”. There are Nihonbashi River and Kamejima River in Nihombashi area, and there are many disappeared rivers such as Sakura River and Shinkawa (river). Soon after the establishment of the Edo Shogunate, the rivers were maintained and used as water transportation where many merchant ships were going by. Those ships played important role to bring not only the merchandise but also culture and wealth to the area.
Having gone through the traumatic disasters such as earthquake and WWII, the rivers much changed as well as the city.
In the exhibition, two artists will collaborate to search the river and to shoot documentary videos cruising underwater by the self-controlled camera. See what happens……find something historical objects, so on ?


Part 3 Friday, 27th Feb.- Saturday, 14th March 2015
“Bridge Town” (Hashi no Machi)
Sam Stocker (England/Tokyo) x Keisuke Kondo (Tokyo)

The town name “Nihonbashi” is actually derived from the particular “bridge”. It is well known that the bridge was a starting point of five major routes (Godaikaido) since Edo era. The bridge has attracted many people and lots of artists depicted the bridge in their art works. It is obvious that the role of bridge, one of the forms of construction, is to connect and combine. And, in fact, it has connected and witnessed many people’s way in its history.


- Exhibitions : 10days each x 3 sessions / Wednesday thru Saturday (4days)

- Open hours : 11:00 – 18:00 (Opening reception : 18:00 – 20:00 on First Fridays

- Closed on Sunday, Monday, Tuesday

- Admission : 500yen (exhibition ticket valid for all sessions is given)

- Cross talk (artists x curators) : 1,000yen (500yen with exhibition ticket)

l January 17th, February 7th, February 28th (Saturdays from 16:00 to 18:00)

* Grand Opening Party : Friday, January 16, 2015, 18:00 – 21:00


■Charlotte McGowan­Griffin(London/Berlin)

Charlotte McGowan­Griffin is a British artist born in London. After earning Master degree at Goldsmith College, she has based in Berlin.
Paper cutting, a process of creation by subtraction, entails a paradox whereby form is usually delineated by what is removed or cut away – its negative counterpart. While She has worked with this medium/process since 1999, she has more recently focused on a process she calls “cutting in”, as opposed to the more traditional technique of “cutting out”. The technique rarely involves the removal of paper, and leads to large-scale sculptural works and installations, often temporal in nature.



Hitoshi Kuriyama(Ibaraki)

Hitoshi Kuriyama was born in 1979 in Hyogo, Japan. He earned a Ph.D. in Inter-Media Art from Tokyo University of the Arts (2011). In his works, he explores equivalency in conflicting ideas such as “existence” and “non-existence” or “creation” and “destruction,” and demonstrates them from a scientific perspective. He has theorized the hypothesis “0=1” and attempts to prove it through his works. He has participated in numerous exhibitions worldwide such as “data and vision” Aki gallery (Taipei), “0,1, and visions” Venice Project (Venice), “GLASSTRESS 2011” collateral event of the 54th Venice Biennale (Venice), “Drifting Images” BODA (Soul), and ”What Dwells Inside” S12 Galleri og Verksted (Bergen).

Organisation: Art Autonomy Network[AAN]
Supporters:NICA: Nihonbashi Institution of Contemporary Arts, N Studio Inc.
Sponsorship:Canadian Embassy, British Council, Tokyo
Subsidy: Cultural Affairs of Japan, Great Britain Sasakawa
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# by a-a-n | 2015-03-17 00:00 | 展覧会 | Comments(0)
”DIALOGUES”ダブルスx3連続国際展
DIALOGUES展 ~海外+日本ふたり展x3連続国際展~

2015年1月16日(金)-3月14日(土)
会場:NICA: Nihonbashi Institute of Contemporary Arts
入場料:500円(全期パスポート)

AANは、日本橋に新しく開館したNICA:Nihonbashi Institute of Contemporary Artsを世界水準のアートセンターにすべく新たな感性と斬新なメッセージ性を追求した国際展を企画します。21世紀におけるグローバル化が進行する文化芸術の世界において、真に国際的舞台で活躍できるアーティストを継続的にご紹介していくものです。今回は、「DIALOGUES」展として、国内外のアーティスト2名がダブルスを組み、プロセスを通して1つの展覧会を作り上げていく方法で3回連続に国際展を開催していきます。3つの展覧会は、本展キューレーター・嘉藤笑子(AAN)によって選出された国際派のアーティスト6名で、本展覧会を機会に初めて顔合わせていくことになりますが、新たな領域に向かうべくコミュニケーションをベースに進行していきます。

■第1回展 2015年1月16日(金)-1月31日(土)「ひかりのまち」
シャーロット・マクグワン=グリフィン(イギリス・ベルリン) x 栗山斉(茨城)

■第2回展 2015年2月6日(金)-2月21日(土)「かわのまち」
 ジョン・ササキ(トロント) x 森田浩彰(東京)

■第3回展2015年2月27日(金)-3月14日(土)「はしのまち」
サム・ストッカー(イギリス・東京) x 近藤恵介(東京)

<展覧会情報>
◎各展覧会:10日間x 3会期 水曜日~土曜日(週4日間)を開廊
◎開館時間:11:00-18:00 初回金曜日18:00-20:00(オープニング・レセプション)
◎定休日:日曜日・月曜日・火曜日(週休3日間)
◎入場料:500円(全展共通パスポート/期間中は再入場可)
◎クロス・トーク(参加アーティスト x キュレーター):1,000円(パスポート割引500円)
※展覧会期間の第1週目土曜日を基本とする。
★2015年1月16日(金) 18:00-21:00 グランドオープニング・パーティ
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# by a-a-n | 2015-03-14 00:00 | 展覧会 | Comments(0)



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