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ドイツ国際展[ドクメンタ13とベルリンビエンナーレ]報告会
AANディレクターの嘉藤は、日本橋とは別に「向島学会」の理事(すでに10年目?)として墨田区ともかかわっているんですが、その関係で「墨田まち見世プロジェクト」の一環でトークを行いました。
トークは、第1回 墨東まち見世塾という事業として開催され、「まちづくりとアート」について学ぶ場だったので、もっと直接的な内容を言及すべきだったのかもしれないです。でも、ヨーロッパのアート事情のなかにまちづくりを反映するのは難しいんですよね。それだけアートは、社会的な存在として確立しているし、国際展としてすでに長寿の域にあるドクメンタ(1955年開始)からすれば、日本の文化政策は若輩に見えても仕方ないです。とはいえ、ドイツの有名な国際展から日本のアートフェスやアートプロジェクトの在り方を振り返る機会にもなったらいいと願っています。今回のトークに招へいしていただき、とても刺激的な機会をいただきました。「まち見世」や「向島学会」の事務局のみなさまには、大変にお世話になりました。ここに御礼を申し上げます。
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さて、開催会場は、亀戸スタジオという大型倉庫を複数のアーティストがシェアしているアトリエです。1階のフロア面積はCH131より広いかな。ただし、2階までなので、総面積はCH131のほうが大きいと思います。かつてカッセルに住んでいた岸本さんが、スタジオのシェアメンバーで、今回ホスト役としてお世話になりました。岸本さんには、10年前にカッセルでお会いしたのが初めてです。いやぁ、人生いろいろとつながりますね。

会場には、ドクメンタやベルリンビエンナーレで手に入れたポスターや布袋、傘などを展示して雰囲気を盛り上げたつもりです。このポスターやバッジなどを最後にプレゼンとしました。

「ドクメンタ」は、よく聞くけど何がすごいの?何がそんなに有名なの?と素朴な疑問をおさらいして、今年のドクメンタの特徴を嘉藤なりの視点でお答えしました。

Documenta13
開催日程:2010年6月21日―2012年9月16日まで
開催会場:KASSEL、KABUL-BAMIYAN(2010年6月7日~7月19日)、ALEXIANDRIA-CAIRO(2012年7月1日~7月8日)、BANFF(2012年8月2日―8月15日)
今年のアーティスティック・ディレクター◎カロリン・クリストフ=バカルギエフ(イタリア系アメリカ人) 
経歴:PS1シニアキュレーター (1999-2001)”Greater New York(2000) “Around1984”(2000)展を開催。チーフキュレーター、Castello di Rivoli Museum of Contemporary, トリノ 2002-2008、09仮館長)、共同キュレーターとして第1回トリノトリエンナーレ(2005)、アーティスティック・ディレクターとして第16回シドニービエンナーレ(2008)
インディペンデント時代:ジョン・ケージ(ヴェネティア・ビエンナーレ1993)、アントワープ‘93「Euro Capital of Culture」アルベルト・ブッリ(戦後イタリア美術、1996)、ローマ市街展“Citta-Natura”(ローマ1997)、ヴィラ・メディチ(1998-2000)の3年間事業(約100名以上の作家)
出版:アルテ・ポーヴェラ(Phaidon,1999)、ウィリアム・ケントリッジ(1998-99)、ジャネット・カーディフ+ジョージ・ブール=ミラー(PS1,2001)

テキスト「The dance was very frenetic, lively, rattling, clanging, rolling, contorted, and lasted for a long time」(その踊りは、とっても熱狂的で、生き生きしていて、ガタガタしていて、ガーンとして、転がって、捻じ曲げて、長い間続いた。)

●DOCUMENTA(ドクメンタ)1955年からカッセルで始まる。自治出資による「ドクメンタ有限会社」による運営。ドクメンタ5(1972)のハラルド・ゼーマン(1933-2005、スイス)からディレクター制。ヨゼフ・ボイスほかコンセプチュアリストを多数採用。以後5年制。ヨゼフ・ボイス「直接民主主義のための100日間情報センター」@Documenta5。デュッセルドルフ芸術アカデミー(1961-1972解雇)→自由国際大学(Free University)@1974、1978不当解雇について勝訴(以後、教室がFree Universtyのオフィス。7000本の樫の木を植えるプロジェクト@ドクメンタⅩとXII(1972・1982)「社会彫刻」「緑の党」へ。
ウォーター・デ・マリア@Documenta7の[Vertical Earth Kilometer]

こうした基本情報を踏まえてドクメンタ13を見ることで、以下のようなキーワードから、より展覧会の特徴が明確に見えてくるはずです。
もちろん、鑑賞者がそれぞれに見て感じればいいことなのですが、大きな国際展(190人以上の参加作家で30以上の施設を利用した展覧会であり、まる4日間をかけても見たりないほど巨大なスケールの美術展)を見るために、これらの客観的な視点が加味することで、少しでも手がかりになればと思っています。

■アラブの春+アフガン(12名)イスラム圏
⇒戦争/紛争/政治
■アーカイヴ(歴史から読み返す)
■文化財保護(世界遺産セキュリティの動き)
⇒Political Correctness/Globalisation/Public Commons
■自然/環境(エコロジー)
⇒Site Specific/市街地再利用
■クロスワードパズル(キーワードで複数登場する)

その後、400枚以上におよぶスライドを見てもらいました。
ほぼ3時間ぐらいぶっ続けで話をしましたが、まだまだ時間が足りませんでした。(笑)
非常に大がかりな展覧会なので、一度実際に見ることを薦めます。5年後のドクメンタ14は、ベネティア・ビエンナーレやミュンスター野外彫刻展も同時期に開催されます。この時は、ぜひとも出かけましょう。何か絶対に得るものはあるはずです。

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「嘉藤笑子のドクメンタ&ベルリンビエンナーレ報告」
日時:6月30日(土) 19:00-21:00 ※開場18:30~
会場:亀戸スタジオ [江東区亀戸8丁目20-8]
   東武亀戸線・亀戸水神駅改札を出て目の前
参加費:500円
トーク:嘉藤笑子
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by a-a-n | 2012-06-30 23:59 | その他 | Comments(0)
「Documenta13&ベルリン・ビエンナーレ」ドイツの国際展報告会 by AANディレクター
AANディレクターが、長年にわたって関わっている向島学会の連携事業に国際展について報告会を行います。本事業は、墨田区の「墨東まち見世塾」のトークイベントになります。
毎回様々な視点から、まちとアートについて参加者と一緒に楽しく語らう連続講座「まち見世塾」。その初回を担当することになりました。手前味噌となるプログラムで恐縮ですが、ドイツまで視察に行きましたので、ご興味ある方は、ぜひともご来場ください。普段の嘉藤は、現代美術のフィールドで活動しているんだということが、多少なりご理解いただけるかも?

今回は、5年に1度カッセル市で行われるドクメンタ(Documenta13)と、ベルリンを舞台としたベルリンビエンナーレ、今年ドイツで開催中の2つの国際的アートイベントについて、実際に現地を訪れたときの情報を紹介します。
会場となるのは、墨東エリアの目と鼻の先、東武亀戸線・亀戸水神駅前、前田運送株式会社の看板が目印の「亀戸スタジオ」。2011年のまち見世100日プロジェクトに参加いただいた谷山恭子さんのほか、タノタイガさん、岸本真之さんなど6組のアーティストによる、都内でも珍しい広々した空間を持つ共同スタジオです。トーク終了後のミニコーナーでは、ドイツの土産がもらえるかも?

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第一回墨東まち見世塾
「嘉藤笑子のドクメンタ&ベルリンビエンナーレ報告」

日時:6月30日(土) 19:00-21:00 ※開場18:30~
会場:亀戸スタジオ [江東区亀戸8丁目20-8]
    東武亀戸線・亀戸水神駅改札を出て目の前
参加費:500円
トーク:嘉藤笑子
お問い合わせ:machimise@gmail.com
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■ドクメンタ(Dokmenta13)とは
> ドイツで開催されている国際美術展ドクメンタは、カッセル市で1955年に始まり、現在までアカデミックなアプローチで同時代芸術を紹介してきました。それにより巨大なアートの祭典ベネティアビエンナーレとは異なる評価を受けてきました。今回、Dokmenta13は、アフガニスタンのアーティストを数多く登用するなど、イスラム圏のアートに光を当てたといえるでしょう。※また今回は、アート&ポリティックスを中心に据えて、各方面から物議をかもしている第7回目ベルリンビエンナーレについても報告します。

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主催:東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)、特定非営利活動法人向島学会
監修:NPO法人向島学会「墨東まち見世部会」
www.machimise.net

■東京アートポイント計画とは
「東京アートポイント計画」は、東京の様々な人・まち・活動をアートで結ぶことで、東京の多様な魅力を地域・市民の参画により創造・発信することを目指し、「東京文化発信プロジェクト」の一環として東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団が展開している事業です。
www.bh-project.jp/artpoint

■特定非営利活動法人 向島学会とは
「向島学会」は、地域を考えるフォーラムとして、墨東エリアでまちづくりに関わるメンバーが集い設立されました。平成14年より活動を始め、平成18年からはNPO法人に。現在では、地域に関する様々な情報の収集と提供、地域活性化活動の支援、住まい・まちづくりの調査研究、他の地域とのネットワークづくり、地域社会と結ばれたアートイベントの支援など、幅広い事業に取り組んでいます。
www.mukojima.org

■嘉藤笑子(Emiko Kato)プロフィール
Art Autonomy Network[AAN]ディレクター/武蔵野美術大学非常勤講師
シティ大学芸術政策運営学部修士卒業。
2001年から向島、横浜、徳島など地域を拠点にしたアート・プロジェクトに数多く携わり、展覧会、ワークショップ、イベントなどを企画している。現在は、日本橋CreativeHub131のメンバーとしてAAN拠点を置き、食・アート・歴史などの多彩なコンテンツによる地域活動を実践している。
※Art Autonomy Network[AAN]:http://www.a-a-n.org
※Creative Hub 131:www.1x3x1.jp
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by a-a-n | 2012-06-30 18:00 | イベント | Comments(0)
明日!山内崇嗣の陶芸ワークショップ

環境にやさしいアートをつくろう!
陶芸ワークショップ
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若干名募集中です!

現在、Creative Hub131の3階「社員食堂」にて山内崇嗣による陶芸と絵画の作品展を開催中ですが、明日に開催される陶芸ワークショップは、若干名の余裕があり、参加者を募集をいたします。
すでに予約をいただいている方々は、予定通り12:30分から受付を開始いたします。

●陶芸ワークショップ
日程:2012年6月24日(日)13:00-18:00
参加料:3,000円(お茶菓子付)
申込方法:事前予約要(当日まで可能ですが、事前に連絡をください)
定員:15名(初心者から経験者まで可)
持ち物:エプロン等、タオル、スケッチ用ノートと鉛筆(B4くらい)
※汚れても良い服装でお越しください。
※粘土細工に必要な道具やスケッチブックなど絵を書く道具は用意いたしますので、手軽にお越しください。


~画家・陶芸家として活躍中の山内崇嗣氏の指導により、初心者から陶芸体験ができます。アートを通して心を癒す体験をしてみませんか。~
※当日は作品の形成まで行い、焼成(焼き上げること)は8月下旬に行います。予定では9月初め頃に皆様にご連絡を差し上げた後、完成品を同ワークショップ会場または工房のどちらかでお引き渡し致します(作品は完成後2ヶ月間、同2箇所にて保管致します)。

[作家紹介:山内崇嗣]
やまうちたかし:美術の制作者。武蔵野美術大学油絵学科卒。2006年東京オペラシティアートギャラリー"project N27"、VOCA2008、本年3月には、AAN主催のアート・シンクロ展などに参加。冬芽と言われる木の節や芽をモチーフにした絵画や陶芸の作品を制作している。http://omolo.com
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by a-a-n | 2012-06-24 23:59 | Comments(0)
<陶芸ワークショップ> ゆったりとした時間のなかで‘ものをつくる’を楽しむ♪-TOKYO MILKYWAY2012-
薄曇りの日曜日の昼下がり。
まさに「陶芸日和」な陽気です。

会場である社員食堂@Creative Hub 131に着くと、
講師の山内崇嗣(やまうち たかし)さんがすでに到着しており、
テーブルの養生や資料のセッティングをしていました。
資料の細かなこと!
ご持参の道具・参考資料類も次々に並べられて、
いつもの‘社員食堂’が、学校の教室ような雰囲気になりました。

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そうしていると、
ご予約の方が三々五々集まっていらっしゃいました。

そして、山内さんと参加者の方の雑談のような雰囲気から、
自然な感じで陶芸ワークショップが始まりました。

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***

今回の陶芸ワークショップでは、事前になにをつくりたいか
山内さんに提出・相談してもいいですよ、ということでした。
そういうわけで、事前に愛犬の写真やスケッチを送って、
すごく熱心に相談してきた熱心な方もいらっしゃいましたし、
そうでない方も・・・もちろん気軽に参加できるのが
このワークショップです。


まずは山内さんが作品づくりの大枠を、
説明してくれました。

だいたいの内容は以下のとおりです。
①つくりたいもののスケッチをする
②それをトレースしてよりかたちを明確にする(陰影をつけて、さらに粘土だと壊れやすい・折れやすい場所など考えながら)
・・・参考までに山内さん自身が動物図鑑から難易度の高い?木に巻きついた蛇をスケッチしはじめました。
③トレースしたものをみながら、実際粘土で形成する
④完成したら底の部分から粘土を掻き出し、厚さ5~10mm程度にする(粘土がいっぱい詰まった状態にしない)
⑤完成!(しばらく乾かした後、山内さんがお手伝いしている国立の窯で焼成)
※ここまでの内容の詳細をご覧になりたい方は、是非山内さんのHPで公開している制作のためのメモをご覧ください→ http://jp.omolo.com/

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***
ほとんどの方がまだつくりたいものを決めていなかったので、
しばらく本をみたり、会場のなかにあるものを観察したりして
つくりたいものを決め、
スケッチをはじめました。

今回は彩色をしないタイプの陶芸なので、
皆さん単色でスケッチしながら、
斜線などで陰影をつけていきます。

真剣・・・。

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さらにそれができた人から、
実際に山内さんがすでに有る程度やわらかくしてきてくれた
粘土(おひとり1kg程度)を捏ね始めました。

さらに真剣・・・そしてさらに無言・・・。

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わたしたちスタッフも余った粘土でちょこっとしたものをつくらせてもらいましたが、
意外に熱中するものです。
しばしスタッフであることを忘れてしまいました。


ところでかたちづくるときには、意外な日常品が役に立ちます。
例えば、マイナスドライバー、アイスクリームの木製棒、割り箸、(コットン以外の)耳かき、要らない歯ブラシなどです。

みなさんそういうものを駆使しながらがんばります。

そして、途中「んーー・・・」と思ったら、
山内さんに尋ねる。

お茶菓子をいただきながら、
ゆっくりと、中身の濃い時間が過ぎていきました。



***

途中には、
小さなお客さまがいらっしゃって
余った粘土で名前入りの作品をつくっていかれたり、
山内さん作品をご覧になるために来館なさった方も
いらっしゃいました。

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そして、夏至の頃なのでかなり明るく時間がわからなかったのですが、
気が付けば、あっという間に夕方の時間になっていました。

出来た順に風通しのいい場所へ陳列していた皆さんの作品も、
その頃には出揃いました。

ほぼ初めてお会いした方々ですが、
作品にそれぞれの方の個性が
とてもよく出ているように感じました。^-^

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***

さて、これから約1ヶ月程乾かし、
その後、山内さんのお手伝いしている国立市の工房(くにたち自游工房http://www.geocities.jp/yunoki_hisao/studio/)にて焼成されます。

あと2ヶ月ほど、その完成を待つ・・・というのも、
いかにもゆったりとした時間の流れのなかにいるようで、
いいですね。

是非楽しみになさっていてください。

できれば、作品のお披露目会も兼ねて、
8月末か9月の初めにこの‘社員食堂’でちょっとしたお食事会したいですね。

※みなさんの作品の写真を、参加者のたぐちかずみさんよりご提供いただき、
同blogにも一部使わせていただいております。ありがとうございました!
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by a-a-n | 2012-06-24 23:48 | イベント | Comments(0)
謝罪 Eメールにおける通信トラブル
みなさま

AANのMLアドレスであるinfo(@)a-a-n.orgに通信トラブルがあり、6月1日~20日までに間に送信していただいた方々のMLが届かないという不具合が生じました。
その間に、各種問い合わせやイヴェントにお申し込みをされた皆様には大変ご迷惑をおかけしました。
もし、これまでご連絡をいただいていたにも関わらず、ご返信がない方や各種申込みや問合せのある方は、ご面倒でも再度、ご連絡をいただければ、早急に対応をさせていただきます。

本日よりAANのE-mailによる通信が復旧しましたので、通常通りのお問い合わせやお申込みにご活用いただけます。

なお、AANの電話番号03-6206-2767にお電話でお問合せの場合は、必ずお名前、返信のご連絡先、ご用件を留守番に電話に残してください。こちらから折り返しご返答を差し上げます。
またFaxも同様の番号03-6206-2767にて送受信が可能になりましたので、合わせてご利用ください。

AANは、今後にも楽しいイベントが目白押しです。どうぞ、ご注目していただきまして、お時間が許す限りご参加、ご来場いただければ幸いです。

今回の通信トラブルについてスタッフ一同、こころより謝罪させていただきます。
今後ともAANの活動にご支援、ご鞭撻をいただきたく思います。


AAN代表 嘉藤笑子
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by a-a-n | 2012-06-21 11:21 | Comments(0)
<キャンドルナイト&白夜パーティ>は穏やかに、賑やかに・・・♪ -TOKYO MILKYWAY2012-
イベントの前夜は、翌日のお天気がとても気になります。

特に昨日は夜からの嵐が驚異的で、
実はちょっと不安でした。

ところが、朝になってみると文字通りの‘台風一過’。
しかも東京の最高気温は30度にまでなるというではありませんか。

嬉しいような、この暑さをどうしたらいいのかと若干案じてしまうような、
そんなイベント当日を迎えました。

***

まずはここでちょっと’TOKYO MILKYWAY’のおさらいを。

このフェスティバルは、
もともと2001年カナダでおこった原子力発電所建設反対運動のための‘自主停電’に端を発しています。
日本では2003年にその動きが始まり、
2006年から<TOKYO MILKYWAY>というアート・フェスティバルとして、
銀座・浅草橋・赤坂などを中心に、キャンドルの明かりのなかで、
作品展示やパーティ、コンサート、ダンス、パフォーマンスが繰り広げられてきました。
当時は、大きなムーブメントとなったスローライフ運動や、
地球温暖化防止運動(環境活動)としての意味合いをもつイベントとして話題となりましたが、
今や着実に根付いた東京の夏の風物詩となっています。

そして、2012年。
わたしたちAANも、このTOKYO MILKYWAYに参加することになりました。

今年は特に、2011年の震災への鎮魂の祈り、
そして原子力に依存してきた過剰消費社会への見直しを、
アートやコミュニケーションを通じた、穏やかでポジティブなイベントを通して
みつめなおしてみようという趣旨があり、
わたしたちはそんなことを考えながら、
<キャンドルナイト&白夜パーティ>そして<陶芸ワークショップ>という2つのイベントを
開催することになりました。

***

さて。そのイベント第一弾としての、
本日<キャンドルナイト&白夜パーティ>です。

日暮れ時になり、
会場内のキャンドル(陶芸ワークショップ講師の山内崇嗣さんのキャンドルポットがたくさん登場しています♪)
に火が灯されました。

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やわらかい、やさしい明かりです。

それとともに、次々とお客様がおみえになりました。

意図したわけではないのですが、
ゆっくりとした、落ち着きある会のスタートを迎えました。

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そうそうこの日のメニューは、白夜にちなみ‘白いものづくし’ということでした。
ぜーんぶ白い、というわけにはいきませんでしたが、
それでも白の色を基調とした、かわいらしい、やさしい色の食卓ができあがりました♪

=本日のメニュー=
*大根炊き
*冷製おでん(白いっぱい:大根・卵・竹輪)
*ARAYAシェフ製 ホワイトソースの手作りほうとう
*はんぺんの煮付け ゆずもどきをのせて
*ARAYAシェフ製 しゃきっと大根サラダ
*築地直送 練り物各種焼き
*エコロジー100% 大根の葉っぱのキンピラ
*玄米ごはん
*〆はやっぱり杏仁豆腐♪

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***

オランダ出身のアーティストさん方や、
初めてお越しいただいた女性の方々、
そして常連の方々など、
キャンドルの明かりに灯された食卓を囲み、
いつもよりちょっと穏やかに、でもお話尽きず盛り上がっていただきました。

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ありがとうございました!

是非またお気軽にいらしてくださいね。

そして、おうちでもふと思い出して、
キャンドルの明かりを是非試してみてください。


最後に、いつもお手伝いしてくださっている
アーティストのSyutaさん、今日もすばらしい手さばきをありがとうございました!

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***
※別途blogでご報告しておりますとおり、
AAN代表アドレスinfo(@)a-a-n.org に6月1日~6月20日頃にかけて不具合がございました。
そのため、ご連絡をいただいておりながら、ご返答を申し上げられなかった方々には
大変ご迷惑をお掛けいたしました。申し訳ございませんでした。
現在はそのアドレスも復旧しておりますので、今後共どうぞAANをよろしくお願い致します。
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by a-a-n | 2012-06-20 23:18 | イベント | Comments(0)
Tokyo Milky Way~100万人のキャンドルナイト2012夏至~に参加します♪イベントやります♪
2003年の夏至(6月22日)に第1回が開催されたTokyo Milky Way[100万人のキャンドルナイト]。
これは、文化人類学者である明治学院大学教授 辻信一氏が呼びかけ人となり、当時大きなムーブメントとなったスローライフ運動のひとつで、とても話題となりました。同時に、地球温暖化防止として環境省なども参画し、環境活動としての意味合いももっていました。

・・・とはいえ、むずかしいことは抜き。

‘照明を消して、キャンドル(蝋燭)を灯して自然の光のなかで夜をすごそう。
そのなかでいろんなことを感じてみよう。’
そういう機会です。

そんなTokyo Milky Way、これまでは銀座・赤坂などを中心に繰り広げられてきましたが、今年はわたしたちAAN@中央区日本橋も参加をします!

***
AANのイベント内容、少しだけ先行して以下にお知らせします♪

・・・

スローライフや環境のことを考えるきっかけとなるこの機会、
アーティストと一緒に陶芸を学びながら芸術を堪能したり、
初夏の長い夜にキャンドルナイトを楽しんでみませんか。

期間:2012年6月20日(水)~6月24日(日)※期間中会場内にて山内崇嗣氏の作品展示
会場(全プログラム共通):Art Autonomy Network[AAN] (アート・オウトノミー・ネットワーク)
東京都中央区日本橋大伝馬町13-1-3階 Creative Hub 131内 社員食堂Lab. 
                         http://a-a-n.org/
アクセス JP総武線快速馬喰町から歩4分、地下鉄都営浅草線東日本橋駅から歩5分、
都営新宿線馬喰横山駅から徒歩4分、営団日比谷線小伝馬町駅から徒歩3分

<プログラム>
① キャンドルナイト&白夜パーティ
日程:2012年6月20日(水)19:00-22:00
参加料:1,000円(ごはん付 ※ドリンクはキャッシュオン方式500円/2杯)
申込方法:事前予約及び当日参加も可能です
~手作りのキャンドルポットに明りを灯し、白夜にちなんだ‘白ものづくし’のメニューを楽しむ食の交流会~

②  環境にやさしいアートをつくろう! 陶芸ワークショップ
日程:2012年6月24日(日)13:00-18:00
参加料:3,000円(お茶菓子付)
申込方法:事前予約要
定員:15名(初心者から経験者まで可)
持ち物:エプロン等、タオル、スケッチ用ノートと鉛筆(B4くらい)
~画家・陶芸家として活躍中の山内崇嗣氏の指導により、初心者から陶芸体験ができます。アートを通して心を癒す体験をしてみませんか。~
※当日は作品の形成まで行い、焼成(焼き上げること)は8月下旬に行います。予定では9月初め頃に皆様にご連絡を差し上げた後、完成品を同ワークショップ会場または工房のどちらかでお引き渡し致します(作品は完成後2ヶ月間、同2箇所にて保管致します)。

[作家紹介:山内崇嗣]
やまうちたかし:美術の制作者。武蔵野美術大学油絵学科卒。2006年東京オペラシティアートギャラリー"project N27"、VOCA2008、本年3月には、AAN主催のアート・シンクロ展などに参加。冬芽と言われる木の節や芽をモチーフにした絵画や陶芸の作品を制作している。http://omolo.com
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<お問合せ・お申込み先>
Art Autonomy Network[AAN] (アート・オウトノミー・ネットワーク)
E-mail: info@a-a-n.org
ご連絡の際には、ご参加希望のプログラム名(「キャンドルナイト」・「陶芸ワークショップ」)・お名前・ご連絡先(メールアドレス・お電話番号)・ご参加人数をお知らせ下さい。後程詳細をお知らせ致します。

(林)
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by a-a-n | 2012-06-20 06:00 | イベント | Comments(0)



オルタナティブと呼ばれるようなアートの活動をアート・アーカイブの構築などでネットワークしていく団体のブログです。
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